コンテンツにスキップ

岐阜県立わかあゆ学園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岐阜県立わかあゆ学園(ぎふけんりつわかあゆがくえん)とは、岐阜県揖斐郡大野町にある岐阜県立の児童福祉施設児童自立支援施設)である。

概要

[編集]
  • 岐阜県唯一の児童自立支援施設であり、生活指導等を要する児童を入所させ、その自立を支援することを目的とする。対象となる児童は、「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童」「家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童」である。入所以外にも通うことも可能。
  • 小学生は同じ敷地内の大野町立大野小学校大野分校、中学生は大野町立大野中学校大野分校へ通学する。

沿革

[編集]
  • 1909年(明治42年)4月1日 - 岐阜県揖斐郡豊木村に清水育児院[注釈 1][1]付属豊富学院を設置。県立代用感化院に指定される。
  • 1934年(昭和9年)10月10日 - 少年教護法が施行。少年教護院となる。
  • 1935年(昭和10年)4月1日 - 豊富学院が岐阜県に移管され、県立少年教護院となる。同時に県立岐阜学院に改称する。
  • 1948年(昭和23年)1月1日 - 児童福祉法が施行。教護院となる。
  • 1982年(昭和57年)4月1日 - 岐阜県立わかあゆ学園に改称する。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 児童福祉法の改正により、児童自立支援施設となる。
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 学園内に大野町立大野小学校大野分校大野町立大野中学校大野分校が開校。

住所

[編集]
  • 岐阜県揖斐郡大野町桜大門457-1

参考文献

[編集]
  • 岐阜県立わかあゆ学園 創立百周年記念誌 (岐阜県立わかあゆ学園 2009年)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 岐阜県揖斐郡揖斐川町の受念寺住職、多田順映が開設した孤児院。

出典

[編集]


外部リンク

[編集]