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山田泰彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山田 泰彦(やまだ やすひこ、1952年9月20日 - 2006年2月1日)は、日本法学者駒澤大学教授。法学博士(早稲田大学・1983年)。専門は商法。

来歴

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北海道生まれ。旧姓は能勢。1977年、早稲田大学法学部卒業。1978年10月、司法試験合格。1979年、早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。1983年、同博士課程修了[1]。学部では奥島孝康ゼミに所属し商法を専攻。博士課程では中村眞澄に薫陶を受けた。

1983年、駒澤大学法学部専任講師に着任。1987年、助教授を経て、1993年、教授に就任。1997年に法律学科主任、2001年より法学部長、評議員を歴任。

2002年7月、法科大学院設置準備室長となり、2004年より開始した駒澤大学法科大学院の設置に尽力した[2]

2006年2月1日、膵臓癌のため逝去、享年53歳[3]

著書

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  • 『船主責任制限の法理』 成文堂 1992年
  • 『現代法講義 保険法・海商法』(共著)青林書院 1992年
  • 『最新海事判例評釈第Ⅱ巻』(共著)成文堂 1992年
  • 『商法演習Ⅰ(会社法)』(共著)成文堂 1992年
  • 『現代法学双書 保険法・海商法』(共著)青林書院 1993年
  • 『商法演習Ⅱ(手形法・小切手法)』(共著)成文堂 1993年
  • 『現代保険・海商法30講』(編著)中央経済社 1994年
  • 『注解 国際海上物品運送法』(共著)青林書院 1997年
  • 『新判例マニュアル商法Ⅰ [総則商行為]』(共著)三省堂 1999年

論文

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  • 山田泰彦「難破物除去責任と船主の責任制限(1) -船主責任制限法理の生成と展開」『法学論集』第28巻、駒澤大学法学会、1983年12月、61頁。 
  • 山田泰彦「難破物除去責任と船主の責任制限(2) -船主責任制限法理の生成と展開」『法学論集』第34巻、駒澤大学法学会、1987年1月、95頁。 
  • 山田泰彦「フランス法における船主責任制限法理の生成と展開」『法学論集』第43巻、駒澤大学法学会、1991年3月、63-110頁。 
  • 山田泰彦「「駒澤法学」の発刊に寄せて」『駒澤法学』第1巻第1号、駒澤大学、2002年1月、i-iii、ISSN 13476599 
  • 山田泰彦「献呈の辞」『駒澤法学』第1巻第2号、駒澤大学法学部、2002年3月、(1-)。 


出典

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  1. ^ 山田泰彦「船主責任制限の法理」早稲田大学 博士 (法学) , 32689乙第969号、1993年、doi:10.11501/3075703 
  2. ^ 故山田泰彦教授 主要経歴・主要業績 (故山田泰彦教授追悼号)」『駒澤法学』第6巻第1号、駒澤大学法学部、2006年9月、203-205頁、ISSN 13476599NAID 40015198228 
  3. ^ 法学部長 浦田早苗、「故 山田泰彦教授追悼の辞」 駒澤大学

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