山田村 (長崎県)
表示
やまだむら 山田村 | |
---|---|
廃止日 | 1954年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 山田村、守山村 → 吾妻村 |
現在の自治体 | 雲仙市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 長崎県 |
郡 | 南高来郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
7,332人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 南高来郡愛野町、千々石町、守山村、北高来郡森山村 |
山田村役場 | |
所在地 | 長崎県南高来郡山田村乙 |
座標 | 北緯32度50分07秒 東経130度11分15秒 / 北緯32.83522度 東経130.1875度座標: 北緯32度50分07秒 東経130度11分15秒 / 北緯32.83522度 東経130.1875度 |
ウィキプロジェクト |
山田村(やまだむら)は、長崎県の島原半島にあった村。南高来郡に属した。1954年(昭和29年)に北東隣[1]の守山村と合併し、吾妻村となった。
現在の雲仙市吾妻町の南西部にあたる。
地理
[編集]島原半島の北西部に位置する。
- 山:鉢巻山
- 島嶼:大島[2]、中ノ島、沖ノ島
- 河川:山田川、長谷川、牧ノ内川、園川、大塚川、湯田川
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡山田村が単独村制にて発足。
- 1912年(大正元年)10月10日 - 当村域に島原鉄道線の山田村駅(現在の吾妻駅)が開業。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 守山村と合併して吾妻村が発足し、山田村は自治体として消滅。
地名
[編集]名を行政区域とする。山田村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。
- 甲 / 牛口名
- 乙 / 馬場名
- 丙 / 栗林名
- 丁 / 布江名
- 戊 / 川床名
- 己 / 永中名(えいちゅう)
- 庚 / 阿母名(あぼ)
交通
[編集]鉄道
[編集]- (愛野町) - 山田村駅 - (守山村)
現在、旧村域には山田村駅から改称した吾妻駅のほか、1955年(昭和30年)より阿母崎駅が設置されている。
名所・旧跡
[編集]- 弘法原遺跡
- 山田原遺跡
- 中熊台地遺跡
- 永中遺跡
- 蒐塚古墳
- 吹の原石棺群
山田村出身の著名人
[編集]脚注
[編集]- ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1951年12月1日
- ^ 長崎県雲仙市吾妻町阿母名 大島 地理院地図(電子国土Web)
干拓事業に伴い海域が埋め立てられ、1960年代までに陸続きとなった。
※島嶼部の参考写真:USA-M247-28 1947年4月11日 米軍撮影の空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス) - ^ 吾妻村発足後は十干での置き換え表記は採用せず、本来の名の名称を表記している。
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎県南高来郡町村要覧.上編「山田村」(1893年)国立国会図書館デジタルコレクション