山田匡通
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山田 匡通(やまだ まさみち、あるいは山田凌雲、- りょううん、1940年5月5日 - )は、日本の実業家(イトーキ会長、三菱証券元会長、東京顕微鏡院理事長)、禅指導者(三宝禅4代管長・正師家、凌雲軒山田大通)。
略歴
[編集]学歴
[編集]1940年5月5日、山田耕雲(山田匡蔵、のち東京顕微鏡院理事長)の子として満洲に生まれる[1]。
1964年、慶應義塾大学経済学部を卒業。1969年、三菱銀行在職中にハーバード・ビジネス・スクールを修了(MBA)。
職歴
[編集]1964年に旧三菱銀行に入行。1991年に常務に就任し、東京銀行との合併を主導[2]。合併後、専務を経て、2002年に三菱証券(現、三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に出向して社長、のちに会長に就任[2]。2004年に東京急行電鉄常勤監査役を経て、2005年にイトーキ取締役、2007年に同会長就任。並行して2007年に東京顕微鏡院理事長、翌2008年にこころとからだの元氣ブラザ理事長に就任[3]。2017年より日本ファシリティマネジメント協会会長。
禅歴
[編集]小学生の頃より父に坐禅を指導され、1956年に安谷白雲に師事、1964年に見性[2]、1978年に父の下で罷参(立職)、1991年に窪田慈雲に嗣法、三宝禅指導者(正師家)となり[4]、2004年に4代目管長に就任。以降、参禅者やビジネスマンに禅を指導し、2010年代後半からはマインドフィットネスを提唱。2018年には宗教法人名を三宝教団から三宝禅に改称した[5]。
家族
[編集]父は三宝禅2代管長で東京顕微鏡院元理事長、日本油脂常務の山田耕雲[6]、母は医師で東京顕微鏡院名誉理事長の山田和江、姉は元朝日ジャーナル編集長の下村満子、弟の山田洋輔は三菱化学副社長。
弟子
[編集]著作物
[編集]- 『マインドフィットネス入門 - 禅の瞑想によってあなたとあなたのビジネスが生まれ変わる - 』(ダイヤモンド社、2021年)
雑誌
[編集]その他
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 山田匡通「母の教え35回-父と母から教えられた『禅』。禅がわたしの人生の支えです-」(『財界』62-23号、2014年11月)
- 山田匡通「他人の幸せは自分の幸せと感じるように」(『プレジデント』2022年9月16日号、プレジデント社、2022年)
外部リンク
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