山浦徹
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やまうら とおる 山浦 徹 | |
---|---|
生年月日 | 1971年3月9日(53歳) |
出身地 | 日本 長崎県[1] |
身長 | 171cm[1] |
血液型 | A型[1] |
職業 | 俳優・脚本家・演出家 |
ジャンル | 舞台 |
所属劇団 | 化石オートバイ |
山浦 徹(やまうら とおる、1971年3月9日 - )は日本の俳優、脚本家、演出家。長崎県出身。化石オートバイ主宰。
神戸大学演劇研究会「はちの巣座」のOB[2]。1999年1月に「化石オートバイ」を立ち上げ[3][4]、旗揚げ公演『地球最後の夜』を扇町ミュージアムスクエアで上演[5]。
以降、すべての化石オートバイの作品の脚本・演出を担っている。日本演出者協会の紹介によるとその作風は「一人多役 / 多人数一役で構築される、目まぐるしく展開し拡散する万華鏡的な劇世界」[6]。
その他ピースピット、石原正一ショー、ファントマなどの劇団作品にも数多く出演。2010年下半期には関西best ACT役者部門の1位に選出された[7]。
ワタナベエンターテインメント所属を経て[1]、2024年7月よりフリー[8]。
化石オートバイ
[編集]作・演出・出演。
- 地球最後の夜(1999年1月22日 - 24日、扇町ミュージアムスクエア)[5][9]
- 50000年(1999年8月13日 - 15日、HEP HALL) - 盲目のジミー/ 探偵左/ガイド 役[10][11][12]
- 大人の星(2000年2月9日 - 13日、HEP HALL)[13][14]
- ガールフレンドとマグマ(2000年8月22日 - 29日、カラビンカ)[15][16]
- アンテナ山(2001年3月29日 - 4月1日、HEP HALL)[17][18][19]
- 涙爆発(2002年1月11日 - 15日、HEP HALL)[20][21]
- 輪廻ドライバー(2003年8月1日 - 3日、一心寺シアター倶楽)[22]
- 泥酔レコード(2005年3月19日 - 21日、HEP HALL)[23]
- 世界中のおばけたちは連帯する(2007年9月28日 - 30日、in→dependent theatre 2nd)[24]
- さらば双子の金星の人よ(2009年1月23日 - 25日、in→dependent theatre 2nd)[25]
- スタンプラリー(2010年9月10日 - 12日、in→dependent theatre 2nd)[26][27]
- プラズマ・バンドワゴン(2011年6月24日 - 26日、in→dependent theatre 2nd)[28]
- 桃源郷のスペクター(2012年4月20日 - 22日、in→dependent theatre 2nd)[29]
化右オートバイ
[編集]- 発明王エジンソ(2001年5月16日 - 18日、カラビンカ)[30]
- 大岡裁かれ(2001年6月16日・17日、カラビンカ)
- パーマ星人の村おこし(2001年8月1日 - 3日、カラビンカ)[30]
- パーマ星人のオリンピック(2004年4月9日 - 11日、カラビンカ)[31]
出演
[編集]舞台
[編集]- 1996年
-
- トライアングルシアター『POINT』(9月22日・23日、神戸アート・ビレッジ・センター 地階KAVCシアター)[32]
- 1997年
-
- トライアングルシアター『涙爆発』(1月、プラネットステーション) - 作・演出・出演[33]
- 1998年
- 2000年
- 2001年
-
- "NEXT"『細菌ハック3000年の冒険』(2月18日、京都府立文化芸術会館)[37]
- KOBE Short Play Festival 神戸短編演劇祭(9月28日 - 30日、神戸アートビレッジセンター)
- 劇団☆世界一団『トリックスター4』(11月、よしもとrise-1 theater 他) - 詐欺師の夫婦 役[38][39]
- 2002年
- 2003年
-
- ピースピット『有毒少年』(3月1日、よしもとrise-1シアター) - 日替わりゲスト[47]
- 2004年
- 2005年
- 2006年
-
- クレオパトラ(2月 - 4月、シアター・ドラマシティ) - ジュリアス・シーザー 役[61][62]
- ピースピットVOL.7『SMITH』(8月19日 - 27日、HEP HALL) - 主演・芥屋灰二郎 役[63][64][65]
- 石原正一ショー『ボボボーボ・坊っちゃん』(12月26日 - 30日、ザムザ阿佐谷 他)[66]
- 2007年
-
- 無人島のチーズ(6月21日、高槻市立阿武山中学校) [67]
- 静かな漫画朗読2&Gを読む(7月28日、common cafe)[68]
- 伏兵コード『ふくどく』(9月14日 - 16日、in→dependent theatre 1st) - マコト 役[69][70]
- ピースピット『呪いの姫子ちゃん』(10月27日 - 11月4日、HEP HALL) - メフィスト 役[71][45]
- 石原正一ショー『マドモアゼル・ブルース&ブラジル66』(12月27日 - 29日、HEP HALL)[72]
- 年越し!オールナイトイシハラ0708(12月31日 - 2008年1月1日、in→dependent theatre 2nd)[73]
- 2008年
-
- 音響王子の実験劇場 vol.0 mute(3月7日 - 9日、神戸アートビレッジセンターKAVCホール)[74][75]
- 伏兵コード『棄権』(4月18日 - 20日、in→dependent theatre 1st)[76]
- 売込隊ビーム『刻むルール』(7月16日 - 21日、精華小劇場)[77]
- 嗚呼、私の探偵は!(10月17日 - 19日、神戸アートビレッジセンターKAVCホール) - Dryヴァージョン[78]
- INDEPENDENT:08 明日に俺たちはいない(11月27日 - 30日、in→dependent theatre 2nd)[79][80]
- 石原正一ショー『レディオポリスの上で』(12月27日 - 29日、HEP HALL)[81]
- 2009年
-
- リリーエアライン『Snow』(5月30日・31日、雲州堂)[82]
- 八軒家浜春まつり 〜こども桜クルーズ〜(3月 - 4月、八軒家浜)
- ピースピット『悪辣 The Dirty Play』(7月16日 - 20日、HEP HALL) - 芥屋灰二郎 役[83]
- HOT HEPPER ‘09 イシハラオーケストラ!もうだめカンタービレ(11月9日、HEP HALL)[84]
- ピースピットVOL.10『TRUMP』(11月18日 - 22日、in→dependent theatre 2nd) - クラウス / アレン 役[85][86]
- 石原正一ショー『恋味しんぼ あるいは、クッキング馬場』(12月26日 - 28日、HEP HALL)[87]
- オールナイトイシハラ第2部 ヨム(12月31日、in→dependent theatre)[88]
- 2010年
-
- 劇創ト社deネクタルグン『10人写楽』(1月29日 - 31日、シアトリカル應典院) - 蔦屋重三郎 役[89]
- モテハン・オンライン(4月5日、ABCホール) - 日替わりゲスト[90]
- ピースピットVOL.11『MOTHER』(3月3日 - 7日、シアトリカル應典院/ 4月16日 - 18日、HEP HALL)[91]
- ピースピット『風雲戦国ボルテックス学園』(7月21日 - 25日、HEP HALL) - 織田信長 役[92]
- 伊藤えん魔プロデュース『惑星ボーイズ』(10月1日 - 4日、ABCホール)[93]
- ピースピットVOL.13『有毒少年』(11月12日 - 14日、ABCホール) - 蝙蝠 役[94]
- 2011年
-
- ファントマ『サイボーグ侍』(2月11日 - 14日、ABCホール)[95]
- ピースピットVOL.14『BOOK』(3月19日 - 27日、精華小劇場) - ワルツ・シュプレーツェン 役[96][97][98]
- ピースピットVOL.15『極楽百景亡者戯』(7月29日 - 31日、ABCホール) - 鬼畜の乱麻 役[99][100]
- 石原正一ショー『ハリーポタ子』(9月13日 - 20日、in→dependent theatre 1st) - ハウル 役[101]
- NMS-09『踊る赤ちゃん人間』(11月12日・13日、common cafe)[102]
- 月刊コント 京橋花月追悼号(11月28日、京橋花月)[103][104]
- ABC漫画朗読フェスティバル(12月29日 - 30日、ABCホール) - 紗蛙 役[105][106]
- 2012年
-
- ピースピットVOL.16『TRINITY THE TRUMP』(1月22日 - 30日、HEP HALL)[107]
- 伊藤えん魔プロデュース『ビリィ・ザ・キッド』(2月24日 - 27日、ABCホール)[108]
- 踊る赤ちゃん人間(3月 - 4月、こまばアゴラ劇場 他)[109]
- ステーシーズ 少女再殺歌劇(6月6日 - 12日、全労済ホール / スペース・ゼロ)[110]
- ミジンコターボ『シニガミと蝋燭』(7月27日 - 29日、ABCホール)[111]
- ミジンコターボ『お母さんがゾーマ!!』(10月4日 - 5日、門真市民文化会館ルミエールホール・小ホール) - お父さん役[112]
- 劇団925『福喜多さんちの三兄弟5』(12月8日・9日、in→dependent theatre 2nd)[113]
- 伊藤えん魔プロデュース『ロミオとジュリエット』(12月24日 - 27日、ABCホール) - 絶望バージョン:ロミオ 役[114][115][54]
- 朗読版 踊る赤ちゃん人間(12月30日、common cafe)[116]
- 2013年
-
- ピースピット『馬鹿と天使』(5月4日・6日、ABCホール) - 男 役[117][120]
- 伊藤えん魔プロデュース『オズの魔法使い』(4月5日 - 8日、ABCホール) - かかし役[121]
- 田川徳子の五月晴れ!あん時の夢かなえたろかSP!(5月30日) - 日替わりゲスト[122]
- ピースピットVOL.17『RIP』(7月24日 - 29日、HEP HALL) - 久住春昌 役[123][124]
- 百物語2013 羅生門(8月16日 - 18日、in→dependent theatre 2nd)[125][126]
- 伊藤えん魔プロデュース『チェス/CHESS』(11月1日 - 4日、ABCホール)[127]
- オールデイアンドオールオブイシハラ(12月29日、common cafe)
- 2014年
- 2015年
- 2016年
-
- The Calling(2月、HEP HALL) - 作・演出・出演[142]
- 百物語 2016 幸せゾンビーガール(8月12日 - 14日、in→dependent theatre 2nd)[143]
- 磯部磯兵衛物語 浮世はつらいよ 天晴版(10月20日 - 25日、ABCホール) - お犬様 役[144][145]
- 2017年
-
- 石原正一ショー『筋肉少女17』(2月22日 - 27日、HEP HALL)[146][147]
- 刀剣乱舞 ジョ伝 三つら星刀語り(12月、TOKYO DOME CITY HALL 他) - 黒田官兵衛 役[148]
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2022年
- 2023年
テレビドラマ
[編集]- 僕と私の、ひらパー姉さん(2016年1月9日、ABCテレビ) - 江口穂高 役[157][158]
- 安楽椅子探偵 ON STAGE(2017年1月6日・14日、ABCテレビ) - 竹田勘治 役[159]
- アオゾラカット(2018年5月6日、NHK総合) - 小池隆史 役[160]
- あなたのブツが、ここに(2022年9月、NHK総合) - 高村 役[161]
- 科捜研の女2022第8話(2022年12月13日、テレビ朝日)[162]
- 探偵ロマンス(2023年1月21日、NHK総合)[163]
- 遺留捜査スペシャル(2023年9月21日、テレビ朝日)[164]
テレビ番組
[編集]映画
[編集]ラジオドラマ
[編集]オリジナルビデオ
[編集]- Holy+Dog(2006年)[169]
その他
[編集]- 演劇大学 in 大阪(2012年10月22日) - 講師[6]
作・演出
[編集]- トライアングルシアター『涙爆発』(1997年1月) - 作・演出・出演[170][171]
- トライアングルシアター『メロディ・ドッグ』(1997年5月)[172]
- the triangle theatre『いろいろな力』(1998年1月) - 作・演出・出演[173][174]
- 爆裂!Hi - School on Stage(1999年8月) - ウォーリー木下、角ひろみ、山浦徹、吉村シュークリーム作[175]
- BrainDick『U-22』(2002年10月・12月、扇町ミュージアムスクエア 他) - 作・演出[176][177] [178] [179]
- GLOBAL MAP『全球凍結』 (2005年3月 - 4月) - 作・演出[180]
- 火曜日のシュウイチ『ビーチの真冬』(2007年12月) - 作・演出[181]
- righteye『男亡者の泣きぬるところ』(2010年12月) - 演出[182]
- NMS-06 『宇宙のファンタジー』(2011年3月) - 作[183]
- 赤星マサノリ×坂口修一二人芝居『男亡者の泣きぬるところ』(2011年3月 - 4月) - 演出[184]
- 石原正一ショー『宇宙のファンタジー』(2012年3月 - 4月) - 作[109][185]
- 赤星マサノリ×坂口修一二人芝居『貧乏ネ申〜The Poor Zombies〜』(2012年7月・9月) - 演出
- 赤星マサノリ×坂口修一二人芝居『Equal -イコール-』(2015年3月7日・8日) - 演出[186]
- Patch stage EX『熱海殺人事件』(2015年8月)- 演出[187]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「in→dependent theatre PRODUCE ex#01『Body&Clothes』〜舞台衣装デザイナーによるファッションショー〜」で行われた短編パフォーマンス
出典
[編集]- ^ a b c d e f “山浦徹”. ワタナベエンターテインメント. 2024年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月23日閲覧。
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- ^ a b “2012osaka” (PDF). 日本演出者協会. 2024年7月23日閲覧。
- ^ 「2010年下半期のBest ACT」関西best ACT、2011年2月21日。2024年7月24日閲覧。
- ^ 山浦徹 [@ksk_yamaura] (2024年7月8日). "ご報告 わたくし山浦徹は、6/30をもってワタナベエンターテインメントを契約満了いたしました。たいへんお世話になりました。今はフリーです。今後とも宜しくお願いします。". X(旧Twitter)より2024年8月2日閲覧。
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- ^ 石井聡美「Review From West」『演劇ぶっく』16巻(4号)、演劇ブック社、2001年、57頁。国立国会図書館書誌ID:000000105121。
少人数で演じる、子供時代の悪夢 劇団員わずか4人のこじんまりとした所帯ながら、一見さんでは分からない摩訶不思議な魅力が評判を呼び、通好み劇団の名前を不動のものにしつつある化石オートバイ。今回の公演でも、犯罪者の男の現在と過去が複雑に織り込まれ、ファンタジックな要素を加味した劇団の色彩がよく出ていた。漫画喫茶に立てこもった強盗の男には、幼い頃、左腕をペットボトルの銃に改造し、不思議な声に導かれ悪人を倒した思い出がある。それが虚構か、それとも現実なのかを確かめるため、男は思い出の場所アンテナ山を目指す。凍傷で腕を失っていた事実が明らかになり、すり替わっていた虚構と真実が男の中で逆転した時、男は失っていたペットボトルの銃を取り戻す。それは男の気でもあり、失っていたアイデンティティでもあった。
- ^ 「涙爆発」『ジャパンサーチ』国立国会図書館。2024年7月23日閲覧。
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「ビーチの真冬」(作・演出 / 山浦 徹) その日は灼熱のビーチで迎えるクリスマス。 浜辺に佇むひとりの男。相棒はウクレレとデッキチェア。 そして傍らには渡しそびれたお歳暮の箱。 それは忙しかった日々が嘘のような、ゆったり過ごす年の瀬。 そんな穏やかなビーチに巻き起こった事件とは!? 箱の中身は一体何なのか!?坂口修一からの暮れの元気なご挨拶!!
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外部リンク
[編集]- 山浦徹 (@ksk_yamaura) - X(旧Twitter)
- 山浦徹│ワタナベエンターテインメント - ウェイバックマシン(2024年5月24日アーカイブ分)