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山本信人

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山本 信人(やまもと のぶと、1963年12月15日 - )は、日本政治学者慶應義塾大学法学部教授。専門は東南アジア地域研究。

略歴

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千葉県生まれ。1987年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1989年上智大学大学院外国語研究科博士前期課程修了。1992年コーネル大学大学院政治学研究科修士課程修了。2011年同博士課程修了。同大学よりPh.D.(政治学)の学位取得[1]。コーネル大ではベネディクト・アンダーソンに師事。

1994年慶應義塾大学法学部専任講師、1997年同助教授、2003年より同教授。

著書

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共著

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編著

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  • 『多文化世界における市民意識の動態(11)多文化世界における市民意識の比較研究』(慶應義塾大学出版会, 2005年)
  • 『東南アジアからの問いかけ』(慶應義塾大学出版会, 2009年)

共編著

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  • 添谷芳秀)『世紀末からの東南アジア――錯綜する政治・経済秩序のゆくえ』(慶應義塾大学出版会, 2000年)
  • 唐木圀和・金子芳樹・後藤一美)『現代アジアの統治と共生』(慶應義塾大学出版会, 2002年)
  • 関根政美)『海域アジア』(慶應義塾大学出版会, 2004年)
  • 大石裕)『メディア・ナショナリズムのゆくえ――「日中摩擦」を検証する』(朝日新聞社[朝日選書], 2006年)
  • (大石裕)『イメージの中の日本――ソフト・パワー論の視点から』(慶應義塾大学出版会, 2008年)
  • 竹中千春高橋伸夫)『現代アジア研究(2)市民社会』(慶應義塾大学出版会, 2008年)

訳書

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論文

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雑誌論文

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  • 「リム・ブーンケンによる『近代的中国人』の創造――『進歩』の時代における初期南洋華人ナショナリズム研究試論」『法学研究』68巻5号(1995年)
  • 「『秩序と安寧』のために――新聞統制令からみた1930年代の蘭領東インド」『法学研究』68巻10号(1995年)
  • 「メダンのロマン・ピチサン――1930年代末インドネシア文化地図と大衆小説をめぐる政治」『法学研究』68巻11号(1995年)
  • 「『ウイ・チュタット回顧録』とインドネシア新秩序体制」『法学研究』69巻6号(1996年)
  • 「反発と受容――蘭領東インドにおける憎悪扇動規定をめぐって」『法学研究』70巻3号(1997年)
  • 「中スラウェシ州ポソ県政治の構造的特性――『宗教』暴動・造られた制度・2004年県議会選挙」『アジア研究』51巻2号(2005年)
  • 「ジャワ島中部地震災害支援からみえてくるもの――日本のソフト・パワーに関する批判的考察」『法学研究』81巻3号(2008年)
  • 「インドネシアの『反米』感情――外交・デモ・宗教の安全保障化」『法学研究』83巻3号(2010年)
  • "Persbreidel in the l930s Netherlands Indies: its Targets and Practice."『法学研究』83巻12号(2010年)
  • "Emerging Japan and Competing Print Market: Japan's Shadow in the 1930s Dutch Indies"『法学研究』84巻1号(2011年)

単行本所収論文

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  • 「国民国家の相対化へむけて」濱下武志辛島昇編『地域史とは何か』(山川出版社, 1997年)
  • 「変容する東南アジア――国家・都市・大衆文化の織りなす空間について」赤木完爾・添谷芳秀編『冷戦後の国際政治――実証・政策・理論』(慶應義塾大学出版会, 1998年)
  • 「インドネシアの政治不安と社会統合――噴出した暴力は国家を分裂に導くのか」末廣昭山影進編『アジア政治経済論――アジアの中の日本をめざして』(NTT出版, 2001年)
  • 「複合社会の現地化と政治性」東アジア地域研究会・赤木攻安井三吉編『講座東アジア近現代史(5)東アジア政治のダイナミズム』(青木書店, 2002年)
  • 「インドネシアのナショナリズム」池端雪浦編『岩波講座東南アジア史(7)植民地抵抗運動とナショナリズムの展開』(岩波書店, 2002年)
  • 「アジアにおけるリーダーシップと公共性」小林良彰金泰昌編『公共哲学(14)リーダーシップから考える公共性』(東京大学出版会, 2004年)
  • 「対ASEAN外交」国分良成編『中国の統治能力――政治・経済・外交の相互連関分析』(慶應義塾大学出版会, 2006年)
  • 「東インドにおけるジャーナリスト空間と華人」慶應義塾大学法学部編『慶應の政治学 地域研究 慶應義塾創立一五〇年記念法学部論文集』(慶應義塾大学出版会, 2008年)
  • "The Chinese Connection: Rewriting Journalism and Social Categories in Indonesian History", in Chinese Indonesians and Regime Change., edited by Marleen Dieleman, Juliette Koning and, Peter Post (Brill, 2010).
  • 「東南アジアにおけるナショナリズムの多様性――越境的・周辺的ナショナリズムの展開と限界」和田春樹後藤乾一木畑洋一山室信一・趙景達・中野聡川島真 『岩波講座東アジア近現代通史(3)世界戦争と改造 1910年代』(岩波書店, 2010年)

脚注

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  1. ^ 山本 信人 - 慶應義塾大学 研究者情報データベース

外部リンク

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