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山口剛史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
山口 剛史
カーリング選手
Tsuyoshi Yamaguchi
基本情報
出生国 日本の旗 日本
出身地 北海道空知郡南富良野町
生年月日 (1984-11-21) 1984年11月21日（40歳）
身長 175 センチメートル
チーム
所属 SC軽井沢クラブ
オリンピック
4人制
出場大会
最高成績 8位
世界選手権
4人制
出場大会
最高成績 4位
ミックスダブルス
出場大会
最高成績 5位
日本選手権
4人制
優勝
ミックスダブルス
優勝
2023年2月7日現在
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山口 剛史（やまぐち つよし、1984年11月21日 - ）は、北海道空知郡南富良野町出身のカーリング選手[1][2]。SC軽井沢クラブ所属。身長174cm、体重75kg。血液型B型。2018年平昌オリンピックカーリング競技男子日本代表。既婚。

経歴

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南富良野町立落合小学校3年の時にカーリングを始め、同中学では夏はカヌーにも取り組んだ。富良野高校ではラグビー部に入り、2002年の全国高校選抜大会にフランカーで出場したが、1回戦で五郎丸歩を擁する佐賀工に0-146で敗れた[3]。カーリングでは北海道代表として日本ジュニア選手権で優勝し、世界ジュニア選手権にも出場した。

カヌー日本代表を目指しカヌーの強豪である埼玉県の駿河台大学に進学し[4]、大学1年で日本選手権に出場したが順位は2ケタ台。同じ種目に羽根田卓也（のちのリオ五輪銅メダル）がおり当時高校3年で日本選手権を制するなど活躍していたことから、カヌーを諦め青森大学に編入してカーリングに専念し、2005年にNPO法人SC軽井沢クラブに加入[3]。ホームリンクの「軽井沢アイスパーク」に勤務し、ジュニア選手の育成にも取り組んでいる。

2015-16年シーズンからセカンドを担当。カーリングの日本男子として20年ぶりの五輪出場を決め、2018年平昌オリンピックに日本代表として出場した（結果は8位）。帰国後、第11回日本ミックスダブルス選手権にロコ・ソラーレの藤澤五月とペアを組んで出場し、予選から8戦全勝で優勝[5]、日本代表として2018年世界ミックスダブルス選手権に出場した[6]。2019年、第12回日本ミックスダブルス選手権に出場し、全勝で2年連続で優勝[7]、2019年世界ミックスダブルス選手権に出場した[8]。2023-2024シーズンは上野美優と組む[9]。

人物・プレースタイル

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チーム

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一緒にカーリングチームを組んだ選手。

4人制男子

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シーズン スキップ サード セカンド リード リザーブ 主な大会
2001–02 村上幸宏 山口剛史 表周一郎 加藤智也 獅畑和樹 WJCC 2002（英語版）[15]
2004–05 村上幸宏 山口剛史 加藤智也 獅畑和樹 PJCC 2005[16][17]
2005–06 両角友佑 山口剛史 佐藤正徳 中里陽一 両角公佑 PJCC 2006[18]
2006–07 両角友佑 佐藤正徳 中里陽一 山口剛史
両角友佑 山口剛史 佐藤正徳 清水徹郎 荻原諒 WUG 2007[19]
2007–08 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 松村雄太 PCC 2007（英語版）[20]
2008–09 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 佐藤恵太 PCC 2008（英語版）[21], WMCC 2009（英語版）[22]
2009–10 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 佐藤勇人 PCC 2009（英語版）[23]
2010–11 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑
2011–12 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑
2012–13 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 清水芳郎 PCC 2012（英語版）[24], WMCC 2013（英語版）[25]
2013–14 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 阿部晋也 PCC 2013（英語版）[26], OQE 2013（英語版）[27],

WMCC 2014（英語版）[28]

2014–15 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 松村雄太 PCC 2014（英語版）[29], WMCC 2015（英語版）[30]
2015–16 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 平田洸介
谷田康真		 PCC 2015（英語版）[31], WMCC 2016[32]
2016–17 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 平田洸介 PACC 2016[33], AWG 2017[34], WMCC 2017[35]
2017–18 両角友佑 山口剛史 清水徹郎 両角公佑 平田洸介 PACC 2017[36], OG 2018[37]
2018–19 山口剛史 小泉聡 大野福公 金井大成 栁澤李空 KICC 2018[38]
2019–20 山口剛史 栁澤李空 小泉聡 大野福公 金井大成 KICC 2019[39]
2020–21 山口剛史 栁澤李空 小泉聡 大野福公 金井大成 JCC 2021
2021–22 栁澤李空 山口剛史 山本遵 小泉聡 JCC 2022
2022–23 栁澤李空 山口剛史 山本遵 小泉聡 JCC 2023
2023–24 栁澤李空 山口剛史 山本遵 小泉聡 JCC 2024

ミックスダブルス

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パートナー
シーズン 女性 男性 備考
2017–18 藤澤五月 山口剛史 WMDCC 2018[6]
2018–19 藤澤五月 山口剛史 WMDCC 2019[8]
2019–20 藤澤五月 山口剛史 JMDCC 2020[40]
2020–21 藤澤五月 山口剛史 JMDCC 2021
2022–23 藤澤五月 山口剛史 JMDCC 2023
2023-24 上野美優 山口剛史 JMDCC 2024[9]

成績

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日本代表

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クラブチーム

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その他

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脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ 第13回大会及び第14回大会

出典

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  1. ^ “北海道）南富良野町出身、カーリング男子の山口剛史”. 朝日新聞. 2017年6月18日閲覧。
  2. ^ “山口剛史選手インタビュー”. NHK. 2017年6月18日閲覧。
  3. ^ a b c SC軽井沢山口剛史、五郎丸とも戦った元ラガーマン.日刊スポーツ.2017年4月8日配信。
  4. ^ 「北海道を元気に」　カーリング・山口剛史.朝日新聞.2017年2月23日配信。
  5. ^ a b “第11回 全農 日本ミックスダブルスカーリング選手権”. 日本カーリング協会. 2019年5月20日閲覧。
  6. ^ a b c “World Mixed Doubles Curling Championship 2018”. 世界カーリング連盟. 2019年5月20日閲覧。
  7. ^ a b “第12回 全農 日本ミックスダブルスカーリング選手権”. 日本カーリング協会. 2019年5月20日閲覧。
  8. ^ a b c “World Mixed Doubles Curling Championship 2019”. 世界カーリング連盟. 2019年5月20日閲覧。
  9. ^ a b 中島洋尚. “【カーリング】山口剛史＆上野美優“ウエヤマ”ペアで世界の頂点目指す「幅の広い戦略が使える」 - スポーツ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年2月6日閲覧。
  10. ^ “1学年4人　うち3人が五輪選手に　カーリング・山口”. 朝日新聞 (2017年4月7日). 2017年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月14日閲覧。
  11. ^ 愛の力で五輪行く　妻がコーチ、夫婦で選手、本田真凜も.朝日新聞.2017年7月21日配信。
  12. ^ ［平昌へ　夏に磨く］（5）心身整え　フォーム安定…山口剛史.読売新聞.2017年8月13日配信。
  13. ^ 「沙羅ちゃんに続け！」五輪最小カーラーで“ちび部部長”・鈴木夕湖の逆襲が始まる。.Yahoo!ニュース.2018年2月19日配信。
  14. ^ “フジヤマ”日本一！準決メダリスト対決制し一気頂点、世界切符.毎日新聞.2018年3月19日配信。
  15. ^ “World Junior Curling Championships 2002”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  16. ^ “Pacific Junior Curling Championships 2005”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  17. ^ “広報「みなみふらの」2004年2月号(No.575)” (PDF). 南富良野町 (2004年2月). 2020年2月18日閲覧。
  18. ^ “Pacific Junior Curling Championships 2006”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  19. ^ “Torino Winter Universiade 2007. Result Book: Curling”. FISU (2007年1月18日). 2019年8月30日閲覧。
  20. ^ “Pacific Curling Championships 2007”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  21. ^ “Pacific Curling Championships 2008”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  22. ^ “Ford World Men's Curling Championship 2009”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  23. ^ “Pacific Curling Championships 2009”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  24. ^ “Pacific-Asia Curling Championships 2012”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  25. ^ “Ford World Men's Curling Championship 2013”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  26. ^ “Pacific-Asia Curling Championships 2013”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  27. ^ “Olympic Qualifying Event 2013”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  28. ^ “CPT World Men’s Curling Championship 2014”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  29. ^ “Pacific-Asia Curling Championships 2014”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  30. ^ “Ford World Men’s Championship 2015”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  31. ^ “Pacific-Asia Curling Championships 2015”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  32. ^ “World Men's Curling Championship 2016”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  33. ^ “Pacific-Asia Curling Championships 2016”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  34. ^ “8th Asian Winter Games Sapporo 2017”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  35. ^ “Ford World Men's Curling Championship 2017”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  36. ^ “Pacific-Asia Curling Championships 2017”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  37. ^ “XXIII. Olympic Winter Games 2018”. World Curling Federation. 2020年2月17日閲覧。
  38. ^ “出場チーム”. 軽井沢国際カーリング選手権大会2018. 2019年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月18日閲覧。
  39. ^ “出場チーム”. 軽井沢国際カーリング選手権大会2019. 2019年11月18日閲覧。
  40. ^ a b “第13回 全農 日本ミックスダブルスカーリング選手権”. 日本カーリング協会 (2020年). 2020年3月11日閲覧。
  41. ^ “Torino Winter Universiade 2007. Result Book: Curling  ” (PDF). www.fisu.net (2007年1月18日). 2019年8月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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日本の旗カーリング日本代表
2018年平昌オリンピックのカーリング男子日本代表 8位
SC軽井沢クラブ
SC軽井沢クラブ
SC軽井沢クラブ
2015年世界男子カーリング選手権大会日本代表 6位
SC軽井沢クラブ
2014年世界男子カーリング選手権大会日本代表 5位
SC軽井沢クラブ
2013年世界男子カーリング選手権大会日本代表 11位
SC軽井沢クラブ
2009年世界男子カーリング選手権大会日本代表 10位
SC軽井沢クラブ
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