コンテンツにスキップ

山内昇寿郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山内 昇寿郎(やまうち しょうじゅろう、1954年 - 2010年8月24日)は、日本のアニメーター

人物

[編集]

宮城県出身。劇画漫画家を目指していたが、鈴木孝夫主宰のスタジオマンモスの求人を見かけ応募、アニメーターになる[1]。入社後、一か月でスタジオマンモスが潰れたためオープロダクションへと移籍する。
オープロダクションに一年ほど在籍した後、漫画の仕事をするため退社。数年後、オープロダクションへ再度入社した[1]
オープロダクション在籍時に『未来少年コナン』や『ペリーヌ物語』などを手掛けた。その後、丹内司と共にテレコム・アニメーションフィルムスタジオぴえろを経てぎゃろっぷに移籍し、以後急逝するまで在籍。
キテレツ大百科』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』などを手掛けた。『千と千尋の神隠し』では『ルパン三世 カリオストロの城』以来の宮崎駿作品への参加となった。

2010年8月24日、脳梗塞のため逝去[2]。56歳。

脚注

[編集]
  1. ^ a b アニドウFilm1/24編集室 編『未来少年コナン (Anima-life books)』アニドウ、1979年。 
  2. ^ やまうち枯らし|オープロダクション社長日記”. 2024年12月12日閲覧。