小野村 (愛媛県)
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おのむら 小野村 | |
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廃止日 | 1961年12月15日 |
廃止理由 |
編入合併 松山市、小野村 → 松山市 |
現在の自治体 | 松山市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 四国地方 |
都道府県 | 愛媛県 |
郡 | 温泉郡 |
面積 | 26.46 km2. |
総人口 |
7,044人 (国勢調査、1950年) |
小野村役場 | |
所在地 | 愛媛県温泉郡小野村 |
座標 | 北緯33度48分22秒 東経132度50分17秒 / 北緯33.80606度 東経132.83806度座標: 北緯33度48分22秒 東経132度50分17秒 / 北緯33.80606度 東経132.83806度 |
ウィキプロジェクト |
小野村(おのむら)は、愛媛県久米郡・温泉郡にあった村である。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)12月15日 - 町村制の施行により小屋峠村、北梅本村、南梅本村、平井谷村、苅屋村、畑中村、水泥村が合併して久米郡小野村が発足。
- 1893年(明治26年)5月7日 - 伊予鉄道平井河原駅開業。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 所属郡が温泉郡に変更。
- 1914年(大正 3年)4月 - 小野・久米・石井・浮穴・南吉井五ヶ村入山組合設立[1]。
- 1915年(大正 4年) - 小野村の歌を制定[2]。
- 1922年(大正11年)6月16日 - 村内に郵便局が開局[3]。
- 1931年(昭和 6年) - 小野川平井橋-日尾八幡神社前間の新道開通[4](現在の愛媛県道334号松山川内線)。
- 1935年(昭和10年)5月1日 - 伊予鉄道横河原線梅本駅開業。
- 1945年(昭和20年)8月15日 - 終戦。小野村本籍者中戦死者は186名[5]。
- 1946年(昭和21年)11月3日 - 小野村公民館が開館[6]。
- 1959年(昭和34年)6月8日 - 小野村役場新庁舎竣工[7]。
- 1961年(昭和36年)12月15日 - 松山市に編入。同日小野村廃止。
地理
[編集]河川
[編集]- 堀越川
- 小障子川
- 小野川
- 悪社川
- 内川
軍事・防衛
[編集]- 陸軍歩兵第22連隊演習場 - 1924年設置[8]。
- 陸上自衛隊小野駐屯地 - 1953年-54年にかけて旧軍演習場跡地を保安隊キャンプ演習場とする交渉が進められ、1954年12月庁舎の着工にとりかかり、翌年10月に自衛隊員約600名の移駐が完了した[9][10]。
教育
[編集]交通
[編集]鉄道路線
[編集]道路
[編集]名所・旧跡
[編集]脚注
[編集]- ^ 久米村誌刊行会編集部 『久米村誌』 久米公民館、1965年、221-222頁
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 310-311頁
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 295頁
- ^ 窪田重治 『城下町松山と近郊の変貌』 青葉図書、1992年、302頁
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 小野村年表31頁
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 366頁
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 399-401頁
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 247頁
- ^ 陸上自衛隊松山駐屯地の紹介
- ^ 『愛媛県温泉郡 小野村史』 381-382頁
- ^ 『新編温泉郡誌』 667頁
- ^ 『新編温泉郡誌』 667頁
- ^ 『新編温泉郡誌』 668-669頁
- ^ 『新編温泉郡誌』 669頁
- ^ 『新編温泉郡誌』 669-670頁
- ^ 公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター|松山市の遺跡|播磨塚天神山古墳
参考文献
[編集]- 椿南松田卯太郎 『新編温泉郡誌』 松山石版印刷所、1916年
- 小野村史編纂実行委員会 『愛媛県温泉郡 小野村史』 小野村役場、1960年