小笹三郎
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おざさ さぶろう 小笹 三郎 | |
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生誕 |
1876年8月5日 日本・長崎県南高来郡北有馬村 |
死没 | 1915年9月10日(39歳没) |
国籍 | 日本 |
職業 | 建築家 |
時代 | 明治時代 |
著名な実績 | ツーバイフォー工法の発展 |
代表作 |
三井山之上倶楽部 大磯迎賓館(旧木下家別邸) パナマ・ホテル ほか |
小笹 三郎(おざさ さぶろう、1876年〈明治9年〉8月5日[1] - 1915年〈大正4年〉9月10日[1])は、日本の建築家。ツーバイフォー工法を日本に広めた人物。
代表作は、三井山之上倶楽部や大磯迎賓館(旧木下家別邸)、アメリカのパナマ・ホテルなど。
略歴[編集]
- 1876年(明治9年)8月 - 長崎県南高来郡[1]北有馬村出身。
- 1893年(明治26年) - 北米に渡り、スポーケン高等学校を卒業。
- 1907年(明治40年) - アメリカのオレゴン州立大学で鉱山学を学び卒業。
- 1908年(明治41年) - ユニオンパシフィック鉄道会社の子会社(オレゴン鉄道株式会社)を経て、鉄橋架設工事に従事。
- 1909年(明治42年) - シアトル市セントラルビルディングにて独立。工業事務所を設け、広く土木建築に従事。洋館数十戸を設計、邦人にもかかわらず外人の委託をよく受けていた。
- 1910年(明治43年)8月 - パナマ・ホテルの設計・施工を行った。
- 1911年(明治44年) - 帰国。東京・有楽町に合資会社小笹工務店を構えた。
- 1915年(大正4年) - 急逝。享年39歳。
代表作[編集]
- 大磯迎賓館(旧木下家別邸)
- パナマ・ホテル
- 旧三井山之上倶楽部
- 小野友次郎邸 ほか
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 日本ツーバイフォー建築の歴史 p12
- 現代人名辞典 明治45年6月 中央通信社 発行 p263-264
- 堀勇良『日本近代建築人名総覧』中央公論新社、2021年。