小竹林
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小竹林(しょうちくりん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ会社の日本レストランエンタプライズ(NRE)が経営し、現在は八王子支社・横浜支社エリアで出店している立ち食いそば店である。
概要
[編集]2009年3月までは、同じくJR東日本の支社別グループ会社だったジェイアールかいじ企画開発(八王子支社)とジェイアール神奈川企画開発(横浜支社)が経営していた。青梅駅の「青梅想ひ出そば」、大月駅の「大月かいじ」は、2009年3月以前はジェイアールかいじ企画開発の経営で、姉妹店舗と呼べる存在だった。 「そば」と「うどん」、おにぎりや稲荷寿司、かき氷、酒類を扱っている店もある。
特色としては、コシのある冷凍麺の使用が挙げられる[1]。
店舗によっては年末に「年越しそば」として、テイクアウト用に5食セットのそばが発売されていた。また、通年でメニューに同様に5食セットの「持帰りそば」「持帰りうどん」があった店舗も存在した。
2009年(平成21年)4月1日、JR東日本グループ統廃合の一環で会社は株式会社東日本環境アクセス(現・JR東日本環境アクセス)に吸収され、立ち食いそば事業はNREへ移譲された。これに前後して、ジェイアール東日本フードビジネス(JEFB)経営の「あずみ」や、 NRE経営の「あじさい」(現・あじさい茶屋)に転換した店舗がある。「小竹林」として営業を続けている店舗はNREのウェブサイトには掲載されていない。三鷹駅のように、「あじさい茶屋」にほぼ準拠したものになった後も、冷凍麺を使っている店もある。
沿革
[編集]- JR東日本の発足後に新橋駅烏森口に「そばたいむ小竹林」の店名で1号店を出店(同店は「あじさい」に転換後、2010年に駅改良工事に伴い閉店)。
- 「小竹林」に改名
店舗
[編集]既に全店、NREの店舗に転換しており、現存しない。転換直前の時点で存在した店は以下の通り。
旧・ジェイアールかいじ企画開発
[編集]- 府中本町駅(改札内外。かつては改札内のみで、駅構内改装による移転時に改札外からも利用可能な店舗となった。2015年2月16日に閉店し、『いろり庵きらく』がオープンした。)
旧・ジェイアール神奈川企画開発
[編集]転換前に閉店した店舗
[編集]- 立川駅
- 西八王子駅
- 八王子みなみ野駅
- 三鷹駅(改札外は武蔵野うどん、改札内は彩花庵に改装。現在はいろり庵きらくに再改装)
- 八王子駅(いちょう庵に改装。現在はいろり庵きらくに再改装)
- 豊田駅(駅構内の店が閉店した数年後に改札外自由通路に再開店。現在はいろり庵きらくに再改装)
- 川崎駅
- 大森駅 (東京都)
- 石川町駅(北口(中華街口)駅舎内、改札外からも利用可能)
- 根岸駅
- 辻堂駅(東口改札内コンコース)
- 二宮駅(改札外自由通路)
- 西国分寺駅
- 小田原駅(上りホーム。2018年3月31日をもって閉店)
脚注
[編集]- ^ 参考:小竹林 府中本町駅店