小河原誠
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小河原 誠(こがわら まこと、1947年 - )は、日本の哲学者、科学哲学者、哲学史家。フーバー研究所客員研究員、ヨーク大学客員教授。
略歴
[編集]東北大学大学院文学研究科博士課程満期退学。鹿児島大学、北里大学教授を歴任。
カール・ポパーの研究者として知られ、ポパーやその弟子のバートリーの訳書を多く刊行。近年は、Amazon Kindleで電子出版している。
主要著作
[編集]単著
[編集]- 『討論的理性批判の冒険』(未來社、1993年)
- 『ポパー 批判的合理主義』(講談社・現代思想の冒険者たち、1997年)
- 『ポパー 第二版』(筑摩書房・ちくま学芸文庫、2024年)
- 『読み書きの技法』(筑摩書房・ちくま新書、1996年)
- 『反証主義』(東北大学出版会、2010年)
- 『宗教知識教育の理念と方法――批判的合理主義の観点から』(Amazon Kindle、2013年)
編著
[編集]- 『批判と挑戦――ポパー哲学の継承と発展にむけて』(未來社、2000年)
- 『批判的合理主義〈第1巻〉基本的諸問題』(未來社、2001年)
- 『批判的合理主義〈第2巻〉応用的諸問題』(未來社、2002年)
訳書
[編集]- ポパー『開かれた社会とその敵』(内田詔夫共訳、未來社 全2巻、1980年)
- 『開かれた社会とその敵』(岩波文庫 全4巻)、2023年 - 全面改訳
- バートリー『ポパー哲学の挑戦』(未來社、1986年)
- バートリー『ウィトゲンシュタインと同性愛』(未來社、1990年)
- ジョナサン・ハワード『ダーウィン 進化理論の確立者』(山根正気共訳、未來社、1991年)
- ポパー/フランツ・クロイツァー『開かれた社会 - 開かれた宇宙』(未來社、1992年)
- ポパー『よりよき世界を求めて』(蔭山泰之共訳、未來社、1995年)
- ポパー『フレームワークの神話』(共訳、未來社、1998年)
- ポパー『開かれた宇宙、非決定論のための論証』(蔭山泰之共訳、岩波書店、1999年)
- ポパー『実在論と科学の目的』(共訳、岩波書店、2002年)
- ポパー『量子論と物理学の分裂』(共訳、岩波書店、2003年)
Amazon Kindle
[編集]- 『ポパーのプラトン論』
- 『見ることは創ること――柳宗悦における美の理念をめぐって――』
- 『宗教知識教育の理念と方法――批判的合理主義の観点から――』
- 『ポパー 批判的合理主義』
- 『説明と理解(その1)』
- 『批判的多元主義の実現に向けて』
- 『水晶玉』
- 『読み書きの技法』