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小林惟司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 惟司(こばやし ただし、1930年7月27日 - )は、日本商学者文筆家千葉商科大学名誉教授。

経歴

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神奈川県横浜市生まれ。1953年慶應義塾大学経済学部卒業後、明治生命(現:明治安田生命)入社(1983年3月まで)。

1983年より千葉商科大学助教授となり、1989年から千葉商科大学教授となる。 1991年、「日本保険思想の生成と展開」で中央大学商学博士。2002年、千葉商大退任、名誉教授。

生命保険を研究したが、その他寺田寅彦などの人物伝を執筆する。

著書

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  • 『寺田寅彦の生涯』(東京図書) 1977.6
  • 『日本保険思想の生成と展開』(東洋経済新報社) 1989.7
  • 『保険思想家列伝』(保険毎日新聞社) 1991.6
  • 『保険思想の源流』(千倉書房、保険学シリーズ) 1997.5
  • 『続・保険思想家列伝』(保険毎日新聞社) 1997.4
  • 『日本人を叱る ただし先生やぶにらみ』(小林ただし名義、勉誠出版) 2002.9
  • 『寺田寅彦と連句』(勉誠出版) 2002.12
  • 『寺田寅彦と地震予知』(東京図書) 2003.10
  • 『保険思想と経営理念』(千倉書房) 2005.3
  • 犬養毅(つよし) 党派に殉ぜず、国家に殉ず』(ミネルヴァ書房、ミネルヴァ日本評伝選) 2009.7
  • 二宮尊徳 財の生命は徳を生かすにあり』(ミネルヴァ書房、ミネルヴァ日本評伝選) 2009.12

翻訳

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  • 『生命保険経済学』(ソロモン・S・ヒューブナー、慶応通信) 1962
  • 『生命保険』(J・B・マクリーン、慶応通信) 1971

参考

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  • 小林惟司先生 略歴および著作目録 (小林惟司先生退職記念号) 「千葉商大論叢」2002 - 2003