コンテンツにスキップ

小林忠雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 忠雄(こばやし ただお、1945年10月30日[1]- )は、日本の都市民俗学者。専門は、民俗芸術学・都市人類学[2]

来歴

[編集]

石川県松任町(現・白山市)に生まれる。早稲田大学文学部美術史学科を卒業後、1971年同大学院文学研究科芸術学専攻に進み、1971年に特殊学生を修了する。

1973年に石川県立歴史博物館学芸員となり、のち資料課長を務める。

1989年に国立歴史民俗博物館民俗研究部助教授となり、1998年に東京家政学院大学人文学部工芸文化学科教授に就任した。2003年に北陸大学教育能力開発センター教授に移り、2005年同未来創造学部教授となる。2016年に定年退職した。

この間、1998年に「マチ場の民俗学的研究 旧城下町金沢を中心として」で筑波大学から博士(文学)の学位を取得した。

著書

[編集]
  • 『都市民俗学 都市のフォークソサエティー』名著出版 1990
  • 『色彩のフォークロア 都市のなかの基層感覚』雄山閣出版 1993
  • 『江戸・東京はどんな色 色彩表現を読む』教育出版 江戸東京ライブラリー 2000
  • 『金沢、まちの記憶五感の記憶』能登印刷出版部 2009

共編著

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ 『金沢、まちの記憶五感の記憶』著者紹介

外部リンク

[編集]