小林常良
小林 常良 こばやし つねよし | |
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生年月日 | 1949年4月28日(75歳) |
出生地 | 神奈川県厚木市 |
出身校 | 日本大学農獣医学部農工学科 |
前職 | 神奈川県議会議員 |
現職 | 神奈川県厚木市長 |
所属政党 |
(自由民主党→) 無所属 |
親族 | 長男 小林大介(神奈川県議会議員) |
公式サイト | 厚木市長 小林つねよし オフィシャルページ |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2007年2月23日 - 2023年2月22日 |
選挙区 | 厚木市選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2003年4月30日 - 2007年 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1991年 - 2003年 |
小林 常良(こばやし つねよし、1949年〈昭和24年〉4月28日[1] - )は、日本の政治家。神奈川県厚木市長(4期)、神奈川県議会議員(1期)、厚木市議会議員(3期)を務めた。
概要
[編集]神奈川県厚木市生まれ。厚木市立依知小学校、厚木市立依知中学校、神奈川県立中央農業高等学校、日本大学農獣医学部農工学科卒業。1972年、厚木市役所に入庁した[2]。
1991年8月、厚木市議会議員選挙に立候補し、初当選。2003年まで3期12年務める。2003年、神奈川県議会議員選挙に自由民主党公認で立候補し、当選。
2007年、県議を1期目の任期途中で辞職。前市長の山口巖雄の多選(4選)を阻止すべく、自民党を離党し、同年1月28日に行われた厚木市長選挙に無所属で立候補し「多選防止」を掲げ初当選[3]。山口前市長の行っていた継続中の政策を引継ぐ。
2011年の市長選挙では、元厚木市議会議長の石射正英を約8千票差で破り、再選。
2015年の市長選挙も石射との再戦となり、約4千票差まで迫られるものの、3選。同年12月、市長の任期を3期12年までとする多選自粛条例を制定[4]。
多選自粛条例を自ら制定した小林であるが、「やる仕事がまだいっぱいある」として2018年12月5日、4選出馬を表明し市長として初めて自ら制定した条例を無視した形で立候補[5]。2019年2月17日の市長選で、3度目の挑戦となる石射(自民党推薦)、元県議の佐藤知一(神奈川ネット推薦)らを破り4選した[6]。その後、多選自粛条例については「次の市長を縛るべきではない」として撤廃した[7]。
2022年9月29日、持続化給付金の不正受給における自身の次男小林伸吾容疑者の逮捕の報道を受け、「ただただ驚いているというのが正直な心境です。現時点では私自身も報道以上の情報を持ち合わせておらず、情報の収集に努めております。容疑が事実であれば到底許されるものではなく、次男には取り調べに対して真摯に向き合ってほしいと願っております。」とのコメントした[8]。
2022年12月6日、市議会本会議の答弁で、翌2023年2月に予定される任期満了に伴う次期市長選に立候補しない事を表明した[9]。2月の市長選においては元市議会議長の井上武が小林の後継候補として出馬したが、元厚木市長である山口巖雄の息子の元県議会議員山口貴裕に敗れ落選した[10]。
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、154頁。
- ^ 厚木市長プロフィール厚木市役所
- ^ プロフィール。厚木市長 小林つねよし オフィシャルページ
- ^ 厚木市長の多選禁止と年齢制限について(平成30年度提案) | 厚木市
- ^ “厚木市長が4選出馬表明 多選自粛条例の是非「市民に問う」 神奈川”. 産経新聞. (2018年12月5日) 2018年12月24日閲覧。
- ^ “厚木市長選、小林氏4選 多選批判退け2新人破る”. 神奈川新聞. (2019年2月17日) 2019年2月19日閲覧。
- ^ “厚木市の多選自粛条例、廃止 「次の市長を縛るべきではない」”. 毎日新聞. (2022年12月23日) 2023年2月13日閲覧。
- ^ 厚木市長「事実なら許されない」 次男逮捕されコメント - 神奈川新聞 2022年9月29日
- ^ 現職の小林常良氏が不出馬表明 後継に言及せず 厚木市長選 - 神奈川新聞 2022年12月6日
- ^ “厚木市長選 山口貴裕氏が初当選 親子2代で市長に”. 神奈川新聞. (2023年2月12日) 2023年2月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 厚木市長 小林つねよし オフィシャルページ
- 小林常良 (kobayashitsuneyoshi) - Facebook
- 市長の窓 | 厚木市