小林ふみ子
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小林 ふみ子(こばやし ふみこ、1973年 - )は、日本近世文学研究者、法政大学教授。
人物・来歴
[編集]山梨県生まれ。山梨県立甲府南高等学校卒[1]、1996年東京大学文学部国文科卒、2003年同大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。2003年「大田南畝『七観』をめぐって-詩文と戯作」などで日本古典文学会賞受賞。2004年「天明狂歌研究」で文学博士。2004年法政大学キャリアデザイン学部専任講師、2007年准教授。2011年文学部准教授、2014年教授。
著書
[編集]- 『天明狂歌研究』汲古書院、2009
- 『大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす』岩波書店、2014/角川ソフィア文庫、2024.10
- 『へんちくりん江戸挿絵本』集英社インターナショナル・インターナショナル新書、2019
共編著
[編集]- 『『狂文宝合記』の研究』鹿倉秀典、延広真治、広部俊也、松田高行、和田博通共編著 汲古書院 2000
- 『絵入吉原狂歌本三種』編 太平書屋 2002
- 『江戸見立本の研究』鹿倉秀典、延広真治、広部俊也、松田高行、山本陽史, 和田博通共編著 汲古書院 2006 ISBN 978-4-7629-3546-6
- 『好古趣味の歴史: 江戸東京からたどる』 法政大学江戸東京研究センター、中丸宣明共編著 文学通信 2020 ISBN 978-4909658296
- 『最後の文人 石川淳の世界』 田中優子、帆苅基生、山口俊雄、鈴木貞美共編著 集英社新書 2021
- 『墨水四時雑詠注解』共編著 太平書屋 2021
脚注
[編集]- ^ 「東大合格者高校別全氏名」『サンデー毎日』1992年3月22日号