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小嶋光昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小嶋 光昭(こじま みつあき)は、日本の外交官両備ホールディングス会長小嶋光信の実兄で、駐ルクセンブルク大使、駐ネパール大使などを歴任。現公益社団法人日本ネパール協会会長。両備ホールディングス副社長の松田敏之は甥。

略歴

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日比谷高校慶應義塾大学卒業、1971年同大学院経済学修士課程(経済政策)修了。1970年外務省入省、英語研修(1973年米国エール大学政治学修士)、駐香港総領事館首席領事、1986年情報調査局調査室長、1989年中南米局長中南米第1課長、1993年駐マレーシア公使、1995年駐ニューヨーク総領事館首席領事、1997年JICA企画部長、1999年駐ネパール大使、2001年国際研修協力機構常務理事、2004年駐ルクセンブルク特命全権大使、2006年退官。内外政策評論 主宰。2010年より社団法人日本ネパール協会会長、2013年より公益社団法人日本ネパール協会代表理事/会長。

ルクセンブルクより、大十字章(Grand-Croix de l'Ordre de Merite)受章。2017年4月、瑞宝中綬章を受章[1]

主な著述

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  • 『日本の倫理融解 : 「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 提言編』 ブイツーソリューション、2007年、ISBN 978-4-434-10549-4
  • 『お釈迦様(ブッダ)のルーツの謎 : 王子時代の居城カピラヴァストゥは何処に?』 東京図書出版会、2011年、ISBN 978-4-86223-480-3
    • 『The mystery over Lord Buddha's roots : an analysis of the mystery of the Shakya Kingdom』 Nirala Publications、2015年、ISBN 9788182500563
  • 「竹島、排他的経済水域、そして歴史認識の問題 -両国首脳の政治的リーダーシップが期待される時―」(「世界週報」2006年6月20日号掲載)
  • 「拡大EUの行方―拡大しつつ成長し、結束出来るか、弱体化の始まりかー」(「外交フォーラム」2005年6月号(5月発行)掲載)
  • 「21世紀日本の選択肢(経済・財政編)」(限定版 2003年10月10日付)
  • 「少子・高齢化と外国人労働力」(外務省海外交流審議会参考資料 2003年3月)
  • 「日本の倫理融解(メルト・ダウン)=求められる心の再生=」(「経営倫理」 2002年7月号掲載)
  • 「政策的ミスマッチー日本経済の自立的回復への処方箋―」(限定版 2001年4月10日)
  • 「極大利潤追求の終焉と新しい企業目標 -ガルブレイスの「新しい産業国家」における売上高最大成長率説の一つの解釈ー」(「三田学会雑誌」1970年3月号(63巻)掲載)

同期入省

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脚注

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  1. ^ “春の叙勲:受章者(その2)”. 毎日新聞. (2017年4月29日). https://mainichi.jp/articles/20170429/ddm/010/040/037000c 2017年7月23日閲覧。 
先代
小田野展丈
国際協力事業団企画部長
1997年-1999年
次代
高橋利弘
先代
伊藤忠一
日本ネパール協会会長
2010年-
次代
(現職)