小坂洋右
表示
小坂 洋右(こさか ようすけ、1961年[1] - )は、日本のジャーナリスト・紀行評論家。
人物・来歴
[編集]北海道札幌市生まれ[1][2]、旭川市育ち[2]。北海道大学文学部卒[1]。英オックスフォード大学ロイター・ファウンデーション・プログラム修了[1]。アイヌ民族博物館学芸員などを経て北海道新聞記者、編集委員[1][3]。
北海道庁公費乱用問題では、取材班のメンバーとして活躍し、新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)奨励賞を受賞[2]。
2024年「アイヌの時空を旅する 奪われぬ魂」で和辻哲郎文化賞受賞[4]。
著書
[編集]- 『流亡 日露に追われた北千島アイヌ』(道新選書 北海道新聞社、1992.7
- 『アイヌを生きる文化を継ぐ 母キナフチと娘京子の物語』大村書店、1994.4
- 『潜行 米ソ情報戦と道産子農学者』(道新選書 北海道新聞社、1997.9
- 『日本人狩り 米ソ情報戦がスパイにした男たち』新潮社、2000.8
- 『破壊者のトラウマ 原爆科学者とパイロットの数奇な運命』未來社、2005.8
- 『人がヒトをデザインする 遺伝子改良は許されるか』ナカニシヤ出版、2011.10
- 『〈ルポ〉原発はやめられる ドイツと日本その倫理と再生可能エネルギーへの道』寿郎社、2013.8
- 『大地の哲学 アイヌ民族の精神文化に学ぶ』未來社、2015.8
- 『アイヌ、日本人、その世界』藤田印刷エクセレントブックス、2019.5
- 『アイヌの時空を旅する 奪われぬ魂』藤原書店、2023.1
- 共著