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富田英三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1956年

富田 英三(とみた えいぞう、1906年明治39年〉1月2日 - 1982年昭和57年〉3月29日[1])は、日本の漫画家、著作家(戯文家、ゲイ文化研究家)。

名は異体字で「田 英三」とも表記[2]

略歴

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愛知県名古屋市出身[1]旧制大阪外国語学校中退[1]。新聞記者、劇団所属の俳優[1]などを経て、出版界に入る。

漫画家としてはスケッチ風の1枚ものを得意とした[1]漫画集団所属。戦後は『漫画読本』などで作品を発表。テレビ番組の構成・司会や、演劇美術も手掛けた[1]

戦前からのゲイ文化研究家で、戦後はアメリカ合衆国に滞在して研究を深めた。

著書

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  • 服装の生態(慶文社、1941年)
  • 3ドルアメリカ旅行(現代社、1957年)
  • ゲイ 同性愛のルポルタージュ(東京書房、1958年)
  • 世界の夜はぼくのもの(第二書房、1961年)
  • 新女族物語(第二書房、1964年)
  • 漫画ルポ穴場ニッポン(編著 集団形星、1968年)
  • ピエロ(図書印刷、1969年)
  • 舶来スラング事典(ルック社、1972年)
  • ジーパン貴族 東京のカウボーイ 日記・青春の慕情(スポーツニッポン新聞社出版局、1974年)
  • 新東京百景(スポーツニッポン新聞社出版局、1975年)
  • 画集にしたい作品集 富田英三遺作(富田トシ編、1983年)

共著

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 富田 英三』 - コトバンク
  2. ^ 『別冊一億人の昭和史 昭和新聞漫画史』(毎日新聞社、1981年)各ページコラム「冨田英三の交友録」など。

参考文献

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  • 『ゲイ』著者紹介 
  • 『人物物故大年表』