富士浅間神社 (藤岡市)
表示
富士浅間神社 | |
---|---|
所在地 | 群馬県藤岡市1152番地 |
位置 | 北緯36度15分1.20秒 東経139度4分26.79秒 / 北緯36.2503333度 東経139.0741083度 |
主祭神 | 木花開耶姫之命 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 伝・文応年間(1260年 - 1261年) |
富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)は、群馬県藤岡市の神社。浅間神社の1つ。木花開耶姫命を主祭神とし、安産と子育てのご利益があるとされる。
概要
[編集]創立は不詳。天保年間の高井乙布『長雄手鑑』によれば、文応年間(1260年 - 1261年)日蓮上人鎌倉下向の際、常ヶ岡鮭塚に8軸の経を納めて富士仙元を勧請したことが「富士岡」(のちの藤岡)の地名の由来だとしている。しかしながら文応年間は1年に満たない期間で、日蓮は『立正安国論』を著し草庵を襲撃され下総に赴いており、藤岡を訪れたとは考えにくいことが指摘されている[1][2]。
享和3年の『富士権現縁起書』によれば、元亀元年(1570年)芦田右衛門が社殿を建立し、清源法印を別当に任じて除地を認めたとある[2][3]。
江戸時代には文化元年(1804年)、安政7年(1860年)に社殿の改築が行われている[2][3]。
明治3年(1870年)に常岡神社と社名を改めたが、明治36年(1903年)3月19日富士浅間神社に復した[3][2]。
明治39年(1906年)12月28日、神饌幣帛料供進社に指定される[3][2]。
昭和40年(1965年)5月24日に原因不明の火災で全焼し、昭和44年(1969年)に社殿を再建した[2]。
祭神
[編集]文化財等
[編集]- 太刀(備前助包)[2]
藤岡市指定重要文化財
[編集]周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 藤岡町史編纂委員会 1957, pp. 1577–1580.
- ^ a b c d e f g h 多野藤岡地方誌編集委員会 1976, pp. 20–21.
- ^ a b c d e 藤岡町史編纂委員会 1957, pp. 1455–1457.
- ^ 藤岡町史編纂委員会 1957, p. 1458.
- ^ “富士浅間神社具足4種|藤岡市”. www.city.fujioka.gunma.jp. 2024年8月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 藤岡町史編纂委員会『藤岡町史』群馬県藤岡市、1957年6月20日。doi:10.11501/3021284。(要登録)
- 多野藤岡地方誌編集委員会 編『多野藤岡地方誌』 各説編、多野藤岡地方誌編集委員会、1976年12月23日。doi:10.11501/9641326。(要登録)