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富士セービングバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社富士セービングバス
富士セービングバスの車両
富士セービングバスの大型車
「旅の散策」専用車両
三菱ふそう・エアロクィーンI
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
110-0005
東京都台東区上野六丁目1番1号
小西本店ビル9階
設立 1996年平成8年)7月1日
業種 サービス業
法人番号 1010501017219 ウィキデータを編集
事業内容 旅行事業
貸切バス事業
乗合バス事業
代表者 破産管財人 坂口季久夫
資本金 2億4,800万円(2012年3月現在)
外部リンク http://www.tabinosansaku.com/
特記事項:東京都知事登録旅行業 第2-5450号
東京都公安委員会古物商許可証 第306600205756号
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株式会社富士セービングバス(ふじセービングバス)は、かつて東京都台東区にあったバス事業者旅行業者である。

旅の散策」のブランド名で主に旅行商品(募集型企画旅行)の企画・販売を取り扱い、高速路線バスを運行していた。その他に、金券ショップ「チケットキング」を運営しフランチャイズ展開を行っていた。

バス事業については、かつてのツアーバスの運行委託先で、事業認可取り消し処分を受け事業廃止したタイセイ観光バス東京営業所(東京都八王子市)の事業を引き継いだものであった。このため独自のカラーリングが制定される以前は、タイセイ観光バスのカラーリングを一部変更したものであった。

高速路線バス

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  • 東京 - 大阪
  • 東京 - 名古屋
  • 東京 - 仙台

旅の散策バス」の名で上記3路線を運行していた。自社催行のツアーバスとして運行を開始、2013年7月31日より高速路線バスに移行した。朝に出発して昼過ぎに到着する朝便、夕方に出発して夜に到着する夕便、深夜に出発して翌朝に到着する夜便があった。全便とも27人乗りの2列+1列シート車両で運行していた。

2014年5月31日限りで大阪便が運休、同年6月27日より平成エンタープライズ系列の平成コミュニティバスが引き継いだ。

2015年3月限りで残る2路線を廃止し、高速バス事業から撤退した。この2路線は同年4月23日より桜交通及び同社の系列のインフォマティックが車両とともに引き継ぎ、「散策バス」として運行している[1]

高速バス事業撤退後に旅行業登録を廃止して金券ショップ運営からも撤退し、2015年8月12日に東京地裁より破産手続き開始決定の宣告を受けた[2][3]。2016年1月13日に法人格が消滅した[4]

脚注

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  1. ^ 【散策バス】の販売開始について - さくら観光
  2. ^ 「旅の散策バス」の富士セービングバス、破産手続き開始決定 - Traicy、2015年8月30日
  3. ^ TSR速報 富士セービングバス - 東京商工リサーチ、2015年9月1日
  4. ^ 富士セービングバス国税庁法人番号公表サイト

関連項目

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外部リンク

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