宮崎惇
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1933年6月15日 - 1981年11月16日)は、日本の小説家、SF作家、漫画原作者。ジュブナイルSFなどに作品を残した。日本文藝家協会、日本推理作家協会会員。
(みやざき つとむ、経歴
[編集]長野県小諸市出身。1957年、日本最初のSF同人誌『宇宙塵』に参加。後に編集委員も務める。60年代以降は商業誌にも進出し、SFや時代劇などのジャンルで作品を発表した他、「聖マッスル」(作画:ふくしま政美)などの漫画原作も手がけた。1981年に顎下腺ガンのため48歳で亡くなった。
作品リスト
[編集]著書
[編集]- 『忍法新陰流』(双葉新書)1965年
- 『怪惑星セレス』 (金の星社 少年少女21世紀のSF、大古剋己絵)1968年
- 『月世界大戦争』(朝日ソノラマ サンヤングシリーズ) 1969年
- 『甲賀の小天狗』(朝日ソノラマ サンヤングシリーズ、中村英夫絵) 1969年
- 『ミスターサルトビ』(講談社、桑名起代至絵)1969年 →のちソノラマ文庫
- 『少年神兵』(毎日新聞SFシリーズジュニアー版、早川博唯絵) 1970年
- 『ぼくらの世界秘宝地図 キミだけに教える宝のかくし場所』(朝日ソノラマ、斉藤寿夫絵) 1971年
- 『非情の秘密指令』(桃園書房) 1973年
- 『魔界住人 SF日本創世紀』(双葉新書)1973年 →のち大陸文庫
- 『秘録戦国忍者伝』(桃園書房)1974年
- 『甲賀忍法江戸控』(双葉新書)1976年
- 『みどり色の目』(インタナル出版部)1977年 →のち文化出版局
- 『消された日本史』 (広済堂出版) 1978年 →のち広済堂文庫
- 『大予言』(広済堂出版 豆たぬきの本) 1978年
- 『謎と怪奇の旅』 (広済堂出版 豆たぬきの本) 1978年
- 『魔界剣士タケル』(ソノラマ文庫)1979年
- 『レインジャー忍法 冒険のヒーローになれる』 (広済堂出版 豆たぬきの本) 1979年
- 『学園魔女戦争』(鶴書房SFベストセラーズ)1980年 →のちソノラマ文庫
- 『時空間の剣鬼』(双葉ノベルス)1980年
- 『太陽神の剣士タケル』(ソノラマ文庫)1980年
- 『大発見! 世界の秘宝』(立風書房 ジャガーバックス) 1980年
- 『別世界シン少年隊』 (ソノラマ文庫)1981年
- 『《虹》作戦を追え』(徳間ノベルス)1981年
- 『蜃気楼の少年』(徳間文庫)1982年
- 『時空間の剣鬼 part 2』 (双葉ノベルス) 1982年
- 『大予言者の書』(広済堂文庫、アポカリプス21研究会共著)1990年
- 『大予言・地球滅亡の書』(広済堂文庫、アポカリプス21研究会共著)1991年
- 『真田忍者伝 宮崎惇遺稿集』(さがらブックス)1996年
漫画原作
[編集]- 『ナイルの王冠』 (北島洋子)
- 『豹マン』 (南波健二)
- 『聖マッスル』 (ふくしま政美)
- 『真田幸村』(横山まさみち)
- 『毒へび魔人』(池内誠一、講談社『ぼくら』)1967年[1] - 1968年[2]
- 『白銀の騎士』(中城けんたろう、講談社『ぼくら』)1968年[3] - 1969年[4]
- 『上杉謙信』(堀江卓、講談社劇画伝記文庫) 1969年
- 『織田信長』(小畑しゅんじ、講談社劇画伝記文庫 武将編) 1970年
- 『豊臣秀吉』(堀江卓、講談社劇画伝記文庫 武将編) 1970年
- 『柳生十兵衛』(牙左京劇画、双葉新書) 1970年
- 『真田戦記』 (横山まさみち、朝日ソノラマ サン・コミックス) 1970年
- 『ゴルゴ13』(さいとう・たかを)
脚注
[編集]- ^ “ぼくら 13(12) | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “ぼくら 14(5) | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “ぼくら 14(10) | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年7月31日閲覧。
- ^ “ぼくら 15(3) | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年7月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 宮崎惇と私 (宮崎惇著作リスト) - ウェイバックマシン(2019年3月30日アーカイブ分)