宮城陽

宮城陽（みやぎよう、1999年 1月30日 - ）は、沖縄県名護市出身で、中村部屋（入門時は尾車部屋、一時期二所ノ関部屋）所属の現役大相撲力士。本名は同じ。身長171.6cm、体重102.5kg。最高位は西幕下2枚目（2024年11月場所）。

来歴

幼い頃から父の教える稽古場が遊び場になっており、自然と相撲を始めた^[1]。父が相撲部コーチとして指導している沖縄県立北部農林高等学校を卒業後、日本体育大学に進学し第1回全日本個人体重別選手権大会シニア男子85キロ未満級優勝、相撲選手権出場などの実績を挙げた^[2]。

2021年5月場所、元大関琴風の最後の弟子として初土俵。初土俵同期には朝紅龍、天照鵬、木竜皇らがいた^[3]。

2022年2月7日、尾車部屋が閉鎖されたことに伴って二所ノ関部屋へ転籍した^[4]。

2024年6月1日、二所ノ関部屋から13代中村（元関脇・嘉風）が独立するのに合わせて中村部屋へ転籍した^[5]。

11月場所では勝ち越せば関取昇進の可能性がある西幕下2枚目まで最高位を更新。

大学在籍時から「ひねり技」を得意としている。大相撲の土俵でもたびたび繰り出して頭捻り、腕捻り、下手捻り、居反り^{[注 1]}を決めたことがあるが、前ミツを取って前に出る相撲を目指している^[6]。

2025年1月場所終了現在

場所別成績

**宮城陽**
	一月場所初場所（東京）	三月場所春場所（大阪）	五月場所夏場所（東京）	七月場所名古屋場所（愛知）	九月場所秋場所（東京）	十一月場所九州場所（福岡）
2021年（令和3年）	x	x	（前相撲）	東序ノ口21枚目 5–2	東序二段65枚目 6–1	西三段目95枚目 5–2
2022年（令和4年）	東三段目59枚目 5–2	東三段目25枚目 5–2	東幕下60枚目 3–4	東三段目12枚目 6–1	西幕下37枚目 4–3	東幕下30枚目 4–3
2023年（令和5年）	東幕下24枚目 5–2	西幕下14枚目 4–3	西幕下11枚目 3–4	西幕下20枚目 4–3	東幕下16枚目 3–4	東幕下20枚目 4–3
2024年（令和6年）	東幕下17枚目 4–3	東幕下12枚目 4–3	東幕下9枚目 2–5	西幕下23枚目 5–2	西幕下13枚目 6–1	西幕下2枚目 3–4
2025年（令和7年）	東幕下4枚目 4–3	x	x	x	x	x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。優勝引退休場十両幕下三賞：敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞その他：★=金星番付階級：幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口幕内序列：横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭（「#数字」は各位内の序列）