宮之城駅
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宮之城駅 | |
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宮之城駅跡(2012年12月) | |
みやのじょう Miyanojō | |
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所在地 | 鹿児島県薩摩郡宮之城町大字屋地 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 宮之城線 |
キロ程 | 29.3 km(川内起点) |
電報略号 | ミシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)5月8日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)1月10日[1] |
宮之城駅(みやのじょうえき)は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町屋地(現・さつま町宮之城屋地)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)宮之城線の駅(廃駅)である。
1987年(昭和62年)1月10日、宮之城線の廃止に伴い、廃駅となった[1]。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)5月8日:樋脇 - 当駅間開業に伴い、終着駅として開業[1][2]。
- 1934年(昭和9年)7月8日:当駅 - 薩摩鶴田間開業に伴い、中間駅となる。
- 1980年(昭和55年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)1月10日:宮之城線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線と側線を数本有する駅であった。当駅は旧宮之城町の中心駅であり、廃止時まで有人駅であった。
利用状況
[編集]以下に年間の乗降人員および貨物取扱量を示す[3]。
年度 | 乗降人員(人) | 貨物取扱量(t) |
---|---|---|
1926年(大正15年) | 156,300 | 5,500 |
1935年(昭和10年) | 205,000 | 14,800 |
1945年(昭和20年) | 656,935 | 25,466 |
1955年(昭和30年) | 666,600 | 38,383 |
1965年(昭和40年) | 1,125,000 | 39,297 |
1968年(昭和43年) | 1,003,900 | 25,623 |
バス路線
[編集]- 鹿児島空港行き(エアポートシャトル)
- 出水駅・阿久根駅行き(同上)
- 大口行き(宮之城温泉・求名経由)
- 大村循環(佐志駅・広橋・祁答院中前方面)
- 神子口行き(宮之城温泉経由)
- 胡摩目行き(広橋・永野駅経由)
廃止後の状況
[編集]跡地には、「宮之城駅鉄道記念館」があり、館内を自由に見学することができる。また、鉄道記念館がある建物はバス待合所を併設しており、南国交通バスのほか、JR九州バス、鹿児島交通バスが乗り入れている。うち鹿児島交通は今も「宮之城駅」のバス停名を使用している(JRバスは「宮之城」、南国バスは「鉄道記念館前(宮之城)」の名称を使用)。また、駅前交差点の名称も「宮之城駅前」で国鉄営業当時からの交差点名標識が使用されている。
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鉄道記念館
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駅があったことを今に伝える記念碑