室
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室(しつ/むろ)
- (しつ)
- 部屋のこと。単独の言葉として「室」ということは少なく、「室内」「満室」など造語成分として用いられることが多い。また、部屋の数を表す助数詞としても用いる(「168室」など)
- 官庁・会社などの組織における区分の一つ。局・部・課・係などの系列とは独立して設けられるが、官庁では課内室と呼ばれる区分も存在する(「〇〇市教育委員会社会教育課文化財室文化財係」など)。課内室とは、課の下に設置される小規模な部署や特定の業務を担当する部門を指す。通常、課と室は同格であるが、課内室は特定の目的や業務に特化して設置されることが多い。室の長は「室長」(しつちょう)、室長以外の室の構成員を「室員」(しついん)という。
- 二十八宿の一つ。室宿。はつゐぼし。
- 貴族や有力者などの妻のこと。正室、側室も参照。
- 有力者の一族、家族。
- (むろ)
- 奈良県御所市にある地名。古くからの地名で、『和名抄』にも大和国葛上郡に「牟婁郷」と見える[2]。奈良県御所市大字室。室宮山古墳がある。
- 日本における苗字のひとつ。北海道、東京都、京都府などに住んでいる。県の単体で見ればさほど多くはないが全体で見るとさほど少なくはない。
- 室鳩巣(むろきゅうそう)
脚注
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