宝塚市立文化施設ベガ・ホール
宝塚市立文化施設ベガ・ホール | |
---|---|
情報 | |
正式名称 | 宝塚市立文化施設ベガ・ホール |
完成 | 1980年 |
開館 | 1980年8月21日 |
客席数 | 372席 |
延床面積 | 1,902.00m² |
設備 | ホール、会議室、喫茶室 |
用途 | クラシック音楽,オペラ,バレエ,ポップス,民族音楽 |
運営 | 公益財団法人宝塚市文化財団 |
所在地 |
〒665-0836 兵庫県宝塚市清荒神1-2-18 |
位置 | 北緯34度48分39.6秒 東経135度21分8.1秒 / 北緯34.811000度 東経135.352250度座標: 北緯34度48分39.6秒 東経135度21分8.1秒 / 北緯34.811000度 東経135.352250度 |
最寄駅 |
阪急宝塚線「清荒神駅」下車徒歩1分 JR西日本福知山線・阪急宝塚線・阪急今津線「宝塚駅」下車徒歩17分 |
最寄バス停 | 阪急バス「荒神川」下車徒歩6分 |
最寄IC | 中国自動車道「宝塚IC」下車 |
外部リンク | ベガ・ホール |
宝塚市立文化施設ベガ・ホール(たからづかしりつぶんかしせつ ベガホール)は、兵庫県宝塚市清荒神にある、宝塚市の外郭団体が運営するコンサートホールである。
概要
[編集]「音楽文化の発展と向上」を目的として1980年(昭和55年)8月21日に開館した。名称は琴座の一等星・ベガ(織姫星)に由来する。
パイプ総本数1,468本のパイプオルガンと名器・ベーゼンドルファー製グランドピアノ、290 Imperialを有する。入口に立つヨハン・シュトラウス2世の像は、2002年(平成14年)にウィーン市より寄贈された。
開催コンクール
[編集]宝塚国際室内合唱コンクール
[編集]宝塚国際室内合唱コンクールは、宝塚市が毎年7月に宝塚ベガ・ホールで開催する日本の合唱大会の一つであり、1984年より開催されている。合唱の原点といえる少人数による室内合唱の普及、また音楽を通した国際交流の推進に資する目的で開催されている。
出場資格のある合唱団は、16歳以上で構成される8名以上20名以下(指揮者及び伴奏者を含まない)の合唱団である。コンクールへの出場団体および出演順を決定するため、合唱団はあらかじめ出場メンバーによる録音を主催者に提出し、主催者側で予備審査が行われる。録音の演奏時間は3分以上、10分以内であれば曲目、曲数は自由で必ずしもコンクールにおいて演奏する曲目でなくてよい。予備審査を通過すると、晴れて本大会に出場することが出来る。コンクールは部門別に行われ、1団体につき10分以内(曲間を含む)で演奏し、課題曲は定められていない。審査員の合議により、すぐれた演奏をした団体に金・銀・銅の各賞が与えられる。そして全部門を通した総合順位を決定し、上位3団体には賞金が与えられる。
長らく混声、男声、女声の3部門を開催していたが、2006年からは編成による区分をなくし、時代・ジャンル別に改編された。
- 2006年 - 「ルネサンス・バロック」「邦人作品」「フォークロア」
- 2007年・2008年 - 「ルネサンス」「ロマン派」「フォークロア」「シアターピース」
- 2009年 - 「ルネサンス」「近・現代」「フォークロア」「シアターピース」
- 2010年 - 「ルネサンス」「ロマン派」「フォークロア」「シアターピース」
- 2011年 - 「ルネサンス・バロック」「近・現代」「フォークロア」「シアターピース」
コンクールで上位入賞した団体は、翌日の入賞団体演奏会に出演する。ここではそれまでの歌声を競う場から、出演団体同士の交流や、トップクラスの室内合唱を堪能できる演奏会会場へと変化し、多くのコンクール出場団体の憧れの場となっている。[要出典]
宝塚ベガ音楽コンクール
[編集]宝塚ベガ音楽コンクールは、ベガ・ホールにて毎年行われる音楽コンクールである。若手演奏家の発掘・育成を目的に、1989年(平成元年)に開始された。ピアノ部門は毎年開催され、声楽・木管楽器・弦楽器部門は順番に3年に1回の開催となる。両部門とも6月に開催され、年齢制限は15-30歳となる。優勝者には、ベガ・ウィナーズコンサート(入賞記念演奏会)への出演が副賞として与えられる。
回数 | 年 | ピアノ部門 | 弦楽器部門 | 室内楽部門 | 木管部門 | 声楽部門 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1989年 | 長尾洋史 | 千々岩英一 | |||
第2回 | 1990年 | 中島由紀 | INFINI String Quartet | |||
第3回 | 1991年 | 鈴木深喜 | 佐野成宏 | |||
第4回 | 1992年 | 稲垣聡 | 鈴木祐子 | |||
第5回 | 1993年 | 河江優 | 瀬﨑明日香 | |||
第6回 | 1994年 | 小島佐知子 | ||||
第7回 | 1995年 | 小幡麻紀 | 安本実子 | |||
第8回 | 1996年 | 岸本雅美 | 倉田優 | |||
第9回 | 1997年 | 佐野まり子 | ||||
第10回 | 1998年 | 山口弘明 | 吉田亜矢子 | |||
第11回 | 1999年 | 久米隆司 | 高木綾子 | |||
第12回 | 2000年 | 山形明朗 | 鈴木康浩 | |||
第13回 | 2001年 | 太田佳弘 | 呉承容 | |||
第14回 | 2002年 | 松本光史 | 小谷口直子 | |||
第15回 | 2003年 | 木嶋真優 | ||||
第16回 | 2004年 | 須関裕子 | 松室華子 | |||
第17回 | 2005年 | 前関祐紀 | ||||
第18回 | 2006年 | 野崎玲欧 | 朝吹園子 | |||
第19回 | 2007年 | 釈迦郡洋介 | 枡貴志 | |||
第20回 | 2008年 | 鈴木翔太 | 押部朋子 | |||
第21回 | 2009年 | 山中歩夢 | 清水公望 | |||
第22回 | 2010年 | 阿見真依子 | 中西麻貴 | |||
第23回 | 2011年 | 法貴彩子 | 村中宏 | |||
第24回 | 2012年 | 東山洸雅 | ||||
第25回 | 2013年 | 西村翔太郎 | 池内響 | |||
第26回 | 2014年 | 山下諒 | 柿沼麻美 | |||
第27回 | 2015年 | 宇治澤一光 | ||||
第28回 | 2016年 | 竹田理琴乃 | 成田伊美 | |||
第29回 | 2017年 | 河島利香 | 鈴木一成 | |||
第30回 | 2019年 | 吉田サハラ | 山田大智 | |||
第31回 | 2021年 | 佐川和冴 | 竹内久力 | |||
第32回 | 2022年 | 大谷内映 | 上ノ坊航也 |