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完全四度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
{ 
\new Staff \with { \remove "Time_signature_engraver" }
<c' f'>1
<d' g'>1
<e' a'>1
<f' b'>1
<g' c''>1
<a' d''>1
<b' e''>1
}
左から4番目のファ〜シは増4度、それ以外は完全4度となる。

完全四度(かんぜんよんど、かんぜんよど)とは、音楽における音程のひとつである。P4 (Perfect 4th) と略記する。四度の関係にある音程のうち、五半音差にあるものが完全四度、六半音差にあるものが増四度である。

純正音程の振動数の比は3:4[注 1]完全五度転回音程である。

完全四度
半音 インターバルクラス 平均律におけるセント 全音階に基づく名前 純正律における振動数比 純正律におけるセント 平均律と純正律のセント差
5 5 500 cents 完全四度 3:4 498 -2 cents
そのほかの音程
一度 - 短二度 - 長二度 - 短三度 - 長三度 - 完全四度 - 増四度 - 完全五度 - 短六度 - 長六度 - 短七度 - 長七度 - 八度

そのほかの四度の種類

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注釈

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  1. ^ 音律十二平均律であれば、n半音差のある2つの音の周波数比はであり、nが12の倍数でない限り完全な整数比になる事はありえない。一方音律が純正律である場合には、2つの幹音の周波数比は常に整数同士の比で表せる。

関連項目

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