国際連合安全保障理事会決議1556
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(安保理決議1556から転送)
国際連合安全保障理事会
決議1556 | |
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日付: | 2004年7月30日 |
形式: | 安全保障理事会決議 |
会合: | 5015回 |
コード: | S/RES/1556 (UNSCR1556) |
文書: | 英語 |
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投票: | 賛成: 13 反対: 0 棄権: 2 |
主な内容: | 合同コミュニケの即時履行を要請 |
投票結果: | 採択(中国、パキスタンが棄権) |
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安全保障理事会(2004年時点) | |
常任理事国 | |
中国 フランス ロシア イギリス アメリカ合衆国 | |
非常任理事国 | |
アルジェリア アンゴラ ベナン ブラジル チリ | |
スペイン ドイツ パキスタン フィリピン ルーマニア |
国際連合安全保障理事会決議1556(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ1556、英: United Nations Security Council Resolution 1556)は、2004年7月30日に国際連合安全保障理事会で採択されたスーダン・ダルフール情勢に関する決議。略称はUNSCR1556。
概要
[編集]国連安保理決議1556は、ダルフール情勢の解決を求める一連の決議のひとつで、スーダン政府に対し、2004年7月3日付で同国とコフィー・アナン国連事務総長との間に締結された、人道支援団体等が自由かつ安全に活動しうる空間、いわゆる「人道的空間」(humanitarian space;解説)の確保を求める合同コミュニケ(Joint Communiqué)の即時履行を要請するもの。
決議は賛成13:反対0:棄権2(中国、パキスタン)で採択された。
主な内容
[編集]- スーダン政府に対し、2004年7月3日付コミュニケの即時履行を要請
- 国際監視団のダルフール地域への展開を支持し、加盟国にその強化を要請
- 関係諸勢力にンジャメナ停戦合意 (NDjamena Ceasefire Agreement) に従い、遅滞なく政治合意に達するよう要請
- スーダン政府に対し、ジャンジャウィード民兵の武装解除・指導者の逮捕と裁判に関する公約の履行を要請
- 全加盟国にダルフール近郊で活動する非政府主体・個人に対し武器の販売・供給を防止するあらゆる手段を講じることを決定
- スーダン政府とスーダン人民解放運動 (SPLM; Sudan People's Liberation Movement) の間で交わされたナイバシャ合意 (Naivasha Agreement) への支援を再確認し、その効果的履行を期待
- 決議1547号に定められた特別政治ミッションの活動期限を90日延長し、2004年12月10日までと決定
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 条文プレスリリース - 国連安全保障理事会
- 条文要約 - 国連情報誌SUN
- スーダン情勢に関する安保理決議一覧 - 国連情報誌SUN