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国際連合安全保障理事会決議1556

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国際連合安全保障理事会
決議1556
日付: 2004年7月30日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 5015回
コード: S/RES/1556 (UNSCR1556)
文書: 英語

投票: 賛成: 13 反対: 0 棄権: 2
主な内容: 合同コミュニケの即時履行を要請
投票結果: 採択(中国、パキスタンが棄権)

安全保障理事会(2004年時点)
常任理事国
中華人民共和国の旗 中国
フランスの旗 フランス
ロシアの旗 ロシア
イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
非常任理事国
アルジェリアの旗 アルジェリア
アンゴラの旗 アンゴラ
ベナンの旗 ベナン
ブラジルの旗 ブラジル
 チリ
スペインの旗 スペイン
ドイツの旗 ドイツ
パキスタンの旗 パキスタン
フィリピンの旗 フィリピン
 ルーマニア

国際連合安全保障理事会決議1556(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ1556、: United Nations Security Council Resolution 1556)は、2004年7月30日国際連合安全保障理事会で採択されたスーダンダルフール情勢に関する決議。略称はUNSCR1556

概要

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国連安保理決議1556は、ダルフール情勢の解決を求める一連の決議のひとつで、スーダン政府に対し、2004年7月3日付で同国とコフィー・アナン国連事務総長との間に締結された、人道支援団体等が自由かつ安全に活動しうる空間、いわゆる「人道的空間」(humanitarian space;解説)の確保を求める合同コミュニケ(Joint Communiqué)の即時履行を要請するもの。

決議は賛成13:反対0:棄権2(中国パキスタン)で採択された。

主な内容

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  • スーダン政府に対し、2004年7月3日付コミュニケの即時履行を要請
  • 国際監視団のダルフール地域への展開を支持し、加盟国にその強化を要請
  • 関係諸勢力にンジャメナ停戦合意 (NDjamena Ceasefire Agreement) に従い、遅滞なく政治合意に達するよう要請
  • スーダン政府に対し、ジャンジャウィード民兵の武装解除・指導者の逮捕と裁判に関する公約の履行を要請
  • 全加盟国にダルフール近郊で活動する非政府主体・個人に対し武器の販売・供給を防止するあらゆる手段を講じることを決定
  • スーダン政府とスーダン人民解放運動 (SPLM; Sudan People's Liberation Movement) の間で交わされたナイバシャ合意 (Naivasha Agreement) への支援を再確認し、その効果的履行を期待
  • 決議1547号に定められた特別政治ミッションの活動期限を90日延長し、2004年12月10日までと決定

関連項目

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外部リンク

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