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宇田川瞬矢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇田川 瞬矢 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ウダガワ シュンヤ
ラテン文字 Shunya Udagawa
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走障害物競走
大学 青山学院大学総合文化政策学部・総合文化政策学科
生年月日 (2003-07-29) 2003年7月29日(21歳)
出身地 埼玉県の旗埼玉県川越市
身長 171cm
体重 54kg
自己ベスト
5000m 13分37秒77
10000m 28分43秒70
3000mSC 9分52秒57
ハーフマラソン 1時間02分37秒
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宇田川 瞬矢(うだがわ しゅんや、2003年7月29日 - )は、埼玉県川越市出身の陸上競技選手。専門は障害物競走長距離走東京農業大学第三高校卒業、現在は青山学院大学総合文化政策学部・総合文化政策学科に在学中。

経歴

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高校時代まで

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川越市立名細中学校を卒業後、東京農業大学第三高校に進学。進学後は陸上競技部に入部し、高校1年生時に関東地区高校駅伝において26分1秒12で36位という成績を収めた。さらに翌年には埼玉県高校駅伝において、25分13秒で3位に入るなど、成績を向上させる。しかし、高校3年生となった翌年は、埼玉県高校総体陸上(インターハイ埼玉県予選)で1500mで1位に輝き、その後の関東高校陸上競技会北関東ブロックでも同じ種目で1位を獲得する。迎えたインターハイでは予選2組でのちに早稲田大学の主力となる山口智規(学法石川高校)や間瀬田純平(鳥栖工業高校)に先着し、1着で予選を通過した。決勝では11位となったが、佐藤圭汰(洛南高校)が400mを57秒、800mを1分56秒、1000mを2分27秒とハイペースで飛ばしていくなか、佐藤にただひとり食らいつく活躍を見せた。また、のちに青山学院大学の後輩となる鈴木千翔(伊賀白鳳高校)も決勝を走り、15位となっている。5000mでも好成績を残しており、これらの活躍を見せ、全国にその名を轟かせた。

大学時代

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青山学院大学入学後は陸上競技部に入部し、大学1年生時に日本体育大学長距離競技会において5000mタイム14分10秒15を記録し3位になる。1500mでも5位、関東インカレでは1位、全日本インカレで5位と1年時から好成績を収める。一方、世田谷246ハーフマラソンでは54位に終わるなど苦しい結果になる大会もあった。大学2年生時には、日本学生陸上競技個人選手権の1500mとMARCH対抗戦の10000mで1位を獲得した。世田谷246ハーフマラソンでは順位を大きく上げて8位と、確かな成長を見せた[1]。2024年の第100回箱根駅伝では最終10区で区間2位の成績を残し、2年ぶりの総合優勝に貢献した[2]

2024年10月14日の第36回出雲駅伝では4区を担当し、1位で襷を受ける。しかし、駒澤大伊藤蒼唯に追い抜かれトップを明け渡した。青学大は5区で國學院大にも抜かれ、1分差の3位に終わった[3]

2025年の第101回箱根駅伝では1区を担当。宇田川自身は区間10位にとどまったが、チームは2区以降巻き返し総合2連覇を飾った[4]

戦歴・記録

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大学三大駅伝

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学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2022年度)
第34回
― - ―
出場なし
第54回
― - ―
出場なし
第99回
― - ―
出場なし
2年生
(2023年度)
第35回
― - ―
出場なし
第55回
― - ―
出場なし
第100回
10区-区間2位
1時間09分21秒
3年生
(2024年度)
第36回
4区-区間5位
17分58秒
第56回
― - ―
出場なし
第101回
1区-区間10位
1時間02分51秒

脚注

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