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宇宙開発競争の年表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宇宙開発競争の年表(うちゅうかいはつきょうそうのねんぴょう)は、およそ1957年から1975年頃までの期間で持続的に行われていたアメリカ合衆国ソビエト連邦による宇宙開発競争の年表である。

ここでは、宇宙開発競争によって達成された記録のうち主なものを提示する。

宇宙開発競争の詳細およびその他の記録については宇宙開発競争を参照
日時 内容 計画名
1957年8月21日 初の大陸間弾道ミサイル (ICBM) ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 R-7ロケット SS-6 Sapwood
1957年10月4日 初の人工衛星打ち上げ ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 スプートニク1号
1957年11月3日 初の地球周回軌道への犬打ち上げ ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 スプートニク2号
1958年1月31日 初のアメリカの人工衛星
ヴァン・アレン帯の観測
アメリカ合衆国の旗ABMA エクスプローラー1号
1958年12月18日 初の通信衛星打ち上げ アメリカ合衆国の旗ABMA スコアー計画
1959年1月4日 太陽観測衛星 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ルナ1号
1959年2月17日 気象衛星 アメリカ合衆国の旗NASA (NRL)[1] ヴァンガード2号
1959年6月 偵察衛星 アメリカ合衆国の旗アメリカ空軍 ディスカバラー4号
1959年8月7日 宇宙空間からの地球撮影 アメリカ合衆国の旗NASA エクスプローラー6号
1959年9月14日 月探査機 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ルナ2号
1959年10月7日 月の裏側撮影 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ルナ3号
1961年4月12日 有人宇宙飛行 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ボストーク1号
1961年5月5日 宇宙船に乗ったまま帰還 (したがって、FAI定義によれば、最初の「完成した宇宙飛行」です。)[2] アメリカ合衆国の旗NASA フリーダム7
1962年7月10日 初の実用通信衛星 アメリカ合衆国の旗AT&T テルスター衛星
1962年9月29日 非大国による人工衛星 カナダの旗 カナダ Alouette1号
1963年6月16日 女性の宇宙飛行 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ボストーク6号
1965年3月18日 宇宙遊泳 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ボスホート2号
1965年12月15日 周回軌道でのランデヴー[3] アメリカ合衆国の旗NASA ジェミニ6号 / ジェミニ7号
1966年3月1日 金星への地表探査機投入 ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 ベネラ3号
1966年3月16日 衛星軌道でのランデヴーおよびドッキング アメリカ合衆国の旗NASA ジェミニ8号
1968年12月24日 月周回軌道への有人宇宙船投入 アメリカ合衆国の旗NASA アポロ8号
1969年7月20日 人類初の月面着陸 アメリカ合衆国の旗NASA アポロ11号
1971年4月23日 宇宙ステーション ソビエト連邦の旗ソビエト連邦 サリュート1号
1971年11月14日 火星への周回軌道投入 アメリカ合衆国の旗NASA マリナー9号
1972年11月9日 静止軌道への静止衛星投入 カナダの旗カナダ アニークA1
1975年7月15日 初のアメリカ・ソビエト合同ミッション ソビエト連邦の旗ソビエト連邦・アメリカ合衆国の旗NASA アポロ・ソユーズテスト計画

脚注

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  1. ^ NASAおよびNRLのヴァンガード計画による月着陸計画のひとつ。
  2. ^ FAI Sporting Code Section 8 – Astronautics, 2009 Edition (Class K, Class P)”. Fédération Aéronautique Internationale. 12 November 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。20 September 2022閲覧。
  3. ^ ソビエト連邦は1962年8月12日にランデヴーを達成した。しかし、ボストーク3号ボストーク4号のみが5キロメートル以内に接近したのみで、軌道平面は合致できなかった。プラウダとは交信出来なかったが、ランデヴーが行われたことは確認出来た。

関連項目

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参考文献

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総合リファレンス:

日本語

英語