宇宙の渚
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宇宙の渚 | |
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ジャンル | 科学番組 |
製作 | |
制作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2011年9月18日 - 2012年3月13日 |
宇宙の渚|NHK宇宙チャンネル |
『宇宙の渚』(うちゅうのなぎさ)は、NHKが制作・放映する一連の科学番組。英語名は"The Cosmic Shore"[1]。
概要
[編集]高度数十km〜数百kmの成層圏以上大気圏以内の範囲を、宇宙と地球の間の「宇宙の渚」と位置づけ、そこで起こる現象をテーマとする[2]。
宇宙飛行士の古川聡が宇宙用超高感度ハイビジョンカメラ(Electron Multiplying CCDカメラ)を使い、国際宇宙ステーション滞在中に撮影した画像を中心にしている。その他、ジェット機や気球に搭載したカメラ、地上観測などの映像も利用される。
宇宙の渚の7不思議
[編集]公式サイトで言及されている題材は以下の通り[3]。
- 渚の入り口(高度 15 - 35km)
- スプライト(高度 40 - 100km)
- 夜光雲(高度 80 - 85km)
- 大気光(高度 85 - 100km)
- 流星(高度 80 - 120km)
- オーロラ(高度 80 - 500km)
- (国際宇宙ステーション(高度 400km))
- 南大西洋異常帯(高度 300 - 1000km)
放送一覧
[編集]- 2011年9月18日
- 世界初・生中継特番 宇宙の渚に立つ(NHK BSプレミアム)
- NHKスペシャル 世界初中継 宇宙の渚(NHK総合)
- 生放送。国際宇宙ステーションから宇宙飛行士の古川聡がリアルタイムで撮影した画像を中心に構成される。地球の夜景、雷、大気光、オーロラなどの生中継に成功した[2]。
- 司会:香取慎吾、有働由美子
- アシスタント:稲塚貴一
- スタジオゲスト:仲間由紀恵、武田双雲、竹山隆範、毛利衛
- 専門家:渡部潤一、菊池崇[4]
- 放送時間
- BSプレミアム
- 17:00 - 18:00
- 19:30 - 21:00
- 総合
- 19:30 - 19:58
- 21:00 - 22:18
- BSプレミアム
- 2011年12月31日 16:10 - 19:00にもBSプレミアムで放送されたものを再放送。
- 2012年1月4日
- あさイチ「宇宙の渚スペシャル」
- 『あさイチ』内で、古川の撮影した画像を中心に紹介。
- 2012年2月28日
- コズミックフロント「宇宙の渚 File1. 謎の光 "スプライト"」
- 2012年3月6日
- コズミックフロント「宇宙の渚 File2. 46億年の旅人 流星」
- テーマ:流星
- 放送時間:21:00 - 21:57
- 2012年3月13日
- コズミックフロント「宇宙の渚 File3. オーロラ 天と地の攻防」
- テーマ:オーロラ
- 放送時間:21:00 - 21:57
テーマ音楽
[編集]関連作品
[編集]- 『NHKスペシャル 宇宙の渚 上空400kmの世界』NHK出版、2012年4月21日。ISBN 978-4-14-081538-0
- 『NHKスペシャル 宇宙の渚 DVD-BOX〈3枚組〉』(2012年11月21日)
- 『NHKスペシャル 宇宙の渚 ブルーレイBOX〈3枚組〉』(2012年11月21日)
- 『NHKスペシャル「宇宙の渚」オリジナル・サウンドトラック』(2012年11月21日)[5]
脚注
[編集]- ^ “The Cosmic Shore”. NHK SPACE CHANNEL. 2012年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月29日閲覧。
- ^ a b “宇宙と地球の神秘をISSから生中継 18日放映「宇宙の渚」”. AstroArts (2011年9月16日). 2016年2月8日閲覧。
- ^ “宇宙の渚の7不思議”. 2012年2月29日閲覧。
- ^ “メンバー紹介(菊池 崇)”. 名古屋大学. 2005年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月13日閲覧。
- ^ “NHKスペシャル「宇宙の渚」オリジナル・サウンドトラック / 羽毛田丈史”. CDJournal. 2016年2月11日閲覧。