宇佐美毅 (日本文学者)
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宇佐美 毅(うさみ たけし、1958年2月26日 - )は、日本の日本文学研究者。中央大学教授。
人物
[編集]東京都生まれ。仙台第一高等学校卒業。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院修士課程中退。東京大学大学院修士課程修了、博士課程満期退学。2002年「日本近代文学成立期における小説表現の研究」で中央大学博士(文学)。1990年中央大学文学部専任講師、1993年同助教授、1998年同教授。2013年同大学院文学研究科委員長(~2017年)。2013年同評議員(~2021年)。2017年同文学部長・理事(~2021年)。
日本近現代文学専攻。近代文学成立期の研究から出発し、主に明治期の小説表現の変化を研究した。その研究では、明治期の翻訳文学・坪内逍遙・二葉亭四迷・広津柳浪・樋口一葉などを扱っている。その後は村上春樹を中心とした現代文学や、映画・テレビドラマを含めたフィクション研究をおこなっている。
著書
[編集]単著
[編集]- 『小説表現としての近代』おうふう、2004
- 『テレビドラマを学問する』中央大学出版部、2012
編著
[編集]- 『新日本古典文学大系明治編21 硯友社文学集』山田有策・猪狩友一と共校訂 岩波書店、2005
- 『村上春樹と一九八〇年代』千田洋幸と共編著 おうふう、2008
- 『村上春樹と一九九〇年代』千田洋幸と共編著 おうふう、2012
- 『村上春樹と二十一世紀』千田洋幸共編 おうふう 2016
共同執筆書
[編集]- 『詩う作家たち』 野山嘉正 至文堂、1997
- 『論集樋口一葉』2 樋口一葉研究会 おうふう、1998
- 『文学のこゝろとことば』第2集 内田道雄・大井田義彰 七月堂、2000
- 『ジェンダーで読む愛・性・家族』 岩淵宏子・長谷川啓 東京堂、2006
- 『恋愛・家族・そして未来』 中央大学文学部 中央大学出版部、2006
- 『大学授業がやって来た!知の冒険』 桐光学園中学校高等学校 水曜社、2008
- 『学びの扉をひらく―時間・記憶・記録―(上・下)』 中央大学文学部実践的教養演習 中央大学出版部、2022
脚注
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