子どもたちのインターネット利用について考える研究会
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子どもたちのインターネット利用について考える研究会(こどもたちのインターネットりようについてかんがえるけんきゅうかい)は、2008年にヤフー株式会社とネットスター株式会社が共同で設立した研究会である。 子供たちをインターネットの危険から守るべく、リスク(防犯)教育や調査研究を実施するために設立された[1][2]。略称は子どもネット研。
歴史
[編集]- 2008年4月24日 - 研究会を立ち上げ
- 2008年9月30日 - シンポジウム開催[3]
- 2008年11月24日 - 全国9ブロックでのモデル講演開始
- 2008年12月15日 - 第一期活動報告書を公開[4]
- 2009年4月9日 - 第二期活動を開始
- 2010年1月22日 - 第二期活動報告書、教材を公開[5]
- 2011年6月3日 - 第三期活動を開始
- 2012年3月14日 - 第三期活動報告書を公開
- 2012年8月9日 - 第四期活動を開始
- 2013年3月28日 - 第四期活動報告書を公開
- 2013年9月 - 第五期活動を開始
- 2014年4月22日 - 第五期活動報告書を公開
- 2014年7月11日 - 第六期活動を開始
活動の柱
[編集]- 業界自主規制 - 子供の利用に配慮したサービスの展開
- リスク(防犯教育) - 規範意識(情報リテラシー)を育成するための支援
- 統計・調査・基礎研究 - 本質的な問題点の探索と有効な対策の研究
- システム - 利用者を守るための補助的な手段としてのシステム対応
- 法整備 - 自主的な取り組みを後押しする役割
構成員
[編集]- 座長:坂元章 お茶の水女子大学副学長
- 座長代理:笹井宏益 玉川大学学術研究所特任教授
- 委員:新谷珠恵 一般社団法人東京都小学校PTA協議会相談役
- 委員:玉田和恵 江戸川大学メディアコミュニケーション学部 情報文化学科 教授
- 委員:七海陽 相模女子大学学芸学部子ども教育学科 准教授
- フェロー:井島信枝 子どもねっと会議所 代表
- フェロー:漆紫穂子 品川女子学院理事長
- フェロー:下田博次 群馬大学 名誉教授
- フェロー:竹島正 川崎市健康福祉局総合リハビリテーション推進センター所長
- アソシエイト・フェロー:宮田佳代子 フリーキャスター
- 事務局:ヤフー株式会社、ネットスター株式会社、アルプスシステムインテグレーション株式会社
- 運営協力会社:ポールトゥウィン株式会社
脚注
[編集]- ^ “子どもの成長に応じたサイト選びを - ヤフーとネットスターが研究会発足”. マイナビ (2008年4月25日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “楽しみを奪わずに安全を守りたい―子どもたちのインターネット利用について考える研究会”. RBB Today (2008年6月24日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “「子どもたちのインターネット利用について考えるシンポジウム」開催<前編>”. Internet Watch (2008年10月2日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “子どものネット利用は保護者の判断で―子どもネット研、第一期の活動結果を報告”. RBB Today (2008年12月15日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “子どもの“ネットデビュー”はPCで、「段階的利用モデル」提案”. Internet Watch (2010年1月22日). 2023年7月16日閲覧。
関連項目
[編集]- 安心ネットづくり促進協議会
- ネット社会と子どもたち協議会
- フィルタリング (有害サイトアクセス制限)
- 青少年育成施策大綱
- 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律
- インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律
- 情報通信法案