コンテンツにスキップ

奥美濃カレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奥美濃カレー
種類 カレー
発祥地 日本の旗 日本
地域 岐阜県郡上市
考案者 森幸男
奥美濃カレープロジェクト実行委員会(白鳥町商工会)
誕生時期 2006年11月
テンプレートを表示

奥美濃カレー(おくみのカレー)は、岐阜県郡上市白鳥町を中心に販売されているカレー及び、カレーライスである。地域振興の一環で地域ご当地グルメとして展開している。イメージキャラクターは「カレーのCちゃん」。

沿革

[編集]
  • 2006年平成18年)11月 - 郡上市白鳥町商工会が中心となり活動が始まる。「奥美濃カレープロジェクト」発足。
  • 2007年(平成19年)1月25日 - 第1回奥美濃カレーコンテストを実施。
  • 2007年(平成19年)1月30日 - 第2回奥美濃カレーコンテストを実施。
  • 2007年(平成19年)4月9日 - 正式販売開始。
  • 2007年(平成19年)6月2日-3日 - 静岡県富士宮市で開催された第2回B-1グランプリ(全国のB級グルメのコンテスト)に出場(11位)[1]
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 奥美濃カレー協同組合が設立[1]

奥美濃カレー青年部も設立された。協同組合では、Tシャツやイメージキャラクターのストラップなどの販促品も発売している。

定義

[編集]

「奥美濃カレープロジェクト」では、「郡上市で生産されている食材や天然水を使用し、隠し味として郡上市特産の郡上味噌を使用したカレー」と定義されている[1][2]。カレーの味は、東京のカレー店「パク森」の店主森幸男やSB食品の関係者からアドバイスを受けた[1]

郡上味噌を使用する事以外は自由であるため、各店舗がそれぞれのカレーを製造販売しており、レトルトパック入りの商品も存在する。

食材

[編集]

奥美濃カレーで多く使用される、郡上市特産品の代表的な食材は以下の通りである。

認定店

[編集]

2007年頃の平成期に郡上市内の32店舗(58品目)で提供されていたが、脱会に伴って減少傾向にある。

所在地域 店名 備考
白鳥町 覇楼館
風見鶏
さんたべーる
さんさろ
大和屋
大和町 食の家 じぇいあん
KODACHI
八幡町 郡上八幡工房 まめパン 2024年7月20日より加入。

かつての認定店

[編集]
所在地域 店名 備考
白鳥町 道の駅白鳥 レストラン長瀧
旅館 奥美濃園
ピース・まんだら
だるまや
四季彩菜 しろとり
レストラン日高
お食事処 たまや
カフェ パームス
奥美濃しろとり物産センター喫茶部
ブーランジェリー ファミーユ
高鷲町 郡上高原ホテル 現在の名称は、「郡上ヴァカンス村ホテル」。
デイリー郡上カントリー倶楽部
味処 すずしろ 2024年に閉業。
大和町 餃子飯店
やまと温泉 やすらぎ館
株式会社寅嬉屋
民宿・喫茶 かんじ
八幡町 カフェレスト アルピーヌ
こびり処
ベトコンラーメン 重楽
マルミツ 小野店 開業時は、「シカゴピザ 郡上八幡店」と併設。2021年に脱会、翌年6月13日に閉業。
明宝 旅館 くご
道の駅明宝 喫茶メイホウ 現在の名称は、「喫茶 明宝」。
民宿 しもだ
焼肉屋 げんちゃん
自然食泊 愛里
手作りの味処 ゆうゆう 明宝レディースが運営していた時期の加入。
和良町 道の駅和良 ちんちろ屋
美並町 しょうりゅう 郡上店 関店を開業する前には脱会。

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]