奥尻発電所
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奥尻発電所(おくしりはつでんしょ)は、北海道奥尻郡奥尻町にある北海道電力ネットワークの火力発電所。
概要
[編集]奥尻島内に電力を供給する内燃力発電方式の火力発電所。1967年に2号機が、1968年に1号機がそれぞれ運転開始し、順次増設され7号機までが建設された。なお、3号機は当時「奥尻第一発電所1号機」であった[1]。
2010年代に入ると、老朽化に伴い1~4号機は廃止され、代替として8、9号機が建設された。
奥尻村電気利用漁業協同組合により建設されたが、1973年4月に北海道電力へ設備を移管した。2020年4月、北海道電力は、子会社の北海道電力ネットワークに設備を移管した。なお、運営・保守業務は、現在も奥尻町が受託している。
発電設備
[編集]- 5号機
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1977年7月
- 6号機
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1990年6月
- 7号機
- 定格出力:1,000kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1997年4月
- 8号機
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:2010年12月1日
- 9号機
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:2013年11月28日
廃止された発電設備
[編集]- 発電方式:ディーゼル発電方式(内燃力発電)
- 1号機
- 定格出力:500kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転期間:1968年 - 2013年8月1日
- 2号機
- 定格出力:500kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転期間:1967年9月1日 - 2013年8月1日
- 3号機(旧奥尻第一発電所1号機)
- 定格出力:200kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転期間:1965年10月 - 2010年8月1日
- 4号機
- 定格出力:500kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転期間:1970年 - 2010年8月1日