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奉天 (菓子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奉天(ほうてん)は、駄菓子の一種。

概要

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ひと口大にカットされた棒菓子で、切奉天[1]輪切奉天[1]梅鉢(うめばち)[2]白樺[1]とも呼ばれる。断面の模様が梅鉢紋に似ており、天神菅原道真)を祀る神社への奉納菓子としての歴史をもち、天神へ奉納する意から「奉天」の呼称が生じたとされている[1][2]

基本的な製法は、大豆ほどの大きさに丸めて植物油で揚げたかりんとう種を、練った水飴で包み込み、棒状に細く伸ばして切断する[1][3]。かりんとう種を小さくして、奉天自体も小さく作ることができ、包み込む飴に色付けや味付けを施したものもある。

脚注

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  1. ^ a b c d e 神様に奉納したことが名前の由来の縁起の良いお菓子「白樺」 - ippin(イッピン)”. ippin(イッピン) - あの人の「美味しい」に出会う. 2020年12月29日閲覧。
  2. ^ a b 神様も喜ぶ?かりんとうを飴で包んだ「輪切奉天」が美味すぎて食べる手が止まらない! [えん食べ]”. えん食べ [グルメニュース]. 2020年12月29日閲覧。
  3. ^ OMYPlanning. “歯についても美味しい奉天~愛菓子案内人 VOL029”. 菓子卸 正気屋製菓株式会社 Since1925. 2020年12月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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