コンテンツにスキップ

奈義町立図書館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奈義町立図書館
Nagi Town Library
奈義町現代美術館・奈義町立図書館
施設情報
専門分野 総合
事業主体 奈義町
建物設計 磯崎新アトリエ
延床面積 423.521 m2
開館 1994年4月25日
所在地 708-1323
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
位置 北緯35度07分26.2秒 東経134度10分29.8秒 / 北緯35.123944度 東経134.174944度 / 35.123944; 134.174944座標: 北緯35度07分26.2秒 東経134度10分29.8秒 / 北緯35.123944度 東経134.174944度 / 35.123944; 134.174944
ISIL JP-1002571
統計情報
蔵書数 93,036冊(2019年3月末日時点)
条例 奈義町立図書館設置及び管理運営に関する条例
公式サイト http://www.town.nagi.okayama.jp/library/
地図
地図
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
テンプレートを表示

奈義町立図書館(なぎちょうりつとしょかん)は、岡山県勝田郡奈義町にある公立図書館

奈義町のほぼ中心部、奈義町役場や奈義町文化センター、奈義保育園などの公共施設が集まるセンターゾーン沿いに位置し、建築家磯崎新現代美術作家の荒川修作マドリン・ギンズ岡崎和郎宮脇愛子の作品による常設展示からなる奈義町現代美術館との複合施設として、1994年(平成6年)4月25日にオープンした[1]。受付は現代現代美術館と共通であり、向かって左側が奈義町立図書館である[2]。1階には2部屋の町民ギャラリーがあり、2階には5万冊収蔵の開架閲覧室がある[2]。開架閲覧室の壁面は四周すべてに書架が設置されている[2]

運営の基本方針

[編集]

(この節の出典:[1]

奈義町立図書館はモットーとして「つながる ひろがる 図書館はみんなの知恵袋」を掲げている。

基本的人権のひとつである表現の自由と対をなす「知る自由」(知る権利)と「学習権」を公的に保障することは行政、とりわけ地域の公共図書館の基本的な使命であり、より正確な情報の確保は、地域住民が快適で自立した社会生活を営む上で欠かせないものです。 図書館は、住民が必要とする知識や情報に的確にアクセスできるようにお手伝いするとともに、世代や性別、ハンディキャップなどの違いをこえて互いにつながり合い、知見をひろげ合いながら、新しい関係や知恵を創造していく「出会いの場」を目指して、サービスの充実に取り組んでいます。

利用案内

[編集]

(この節の出典:[3]

開館時間

[編集]
  • 火・木曜日 10:00 - 18:00
  • その他の曜日 9:30 - 17:00

休館日

[編集]
  • 月曜日、祝日の翌日、年末年始、整理休館日(月1回)

館外貸出

[編集]

図書の館内利用は誰でも可能である。

館外貸出は、奈義町、津山圏域(津山市美作市勝田郡英田郡久米郡苫田郡)の住民が対象である。

貸出日数:14日間

貸出点数:図書雑誌(最新号以外)は期間中読める冊数、視聴覚資料のうち、音楽資料CDなど)、映像資料DVDなど)は各2点ずつ貸出できる。

コレクション

[編集]

(この節の出典:[1]

奈義町現代美術館作家関係資料

[編集]

奈義町現代美術館・奈義町立図書館を設計した建築家の磯崎新、常設展示を制作した現代美術作家の荒川修作マドリン・ギンズ岡崎和郎宮脇愛子の著作及び関連資料を収集。併せて館内にコーナーを設けて展示。

堰八正隆文庫

[編集]

教育コーディネーター堰八正隆(せきはちまさたか)の著作及び蔵書を収集。併せて館内にコーナーを設けて展示。

さんぶたろう関係資料

[編集]

岡山県北、美作地方一帯を中心に分布する巨人伝説民話である「さんぶたろう(さんぶ太郎・三穂太郎)」に関する著作及び関連資料を収集。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 奈義町立図書館編集『図書館要覧2019』奈義町, 2019年.
  2. ^ a b c 「奈義町現代美術館 / 奈義町立図書館」『新建築』1994年8月号、pp.149-166
  3. ^ 奈義町立図書館編集『利用のご案内 図書館活用ガイド』第6版, 奈義町立図書館, 2019年8月.

外部リンク

[編集]