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太田宇兵衛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

太田 宇兵衛(おおた うへい、1862年1月4日文久元年12月5日[1] - 没年不明)は、日本の商人履物商)[2]資産家[3]。大阪履物卸商同盟会会長。族籍は大阪府平民[4]。大阪府多額納税者[5]

人物

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太田卯兵衛の長男[4]1883年家督を相続した[4]。履物商を営み大阪府多額納税者であった[5]。大阪履物卸商同盟会を起こして組長に挙げられた[1]貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[2]。住所は大阪市東区南本町[3]

家族・親族

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太田家
  • 父・卯兵衛(大阪府平民)[4]
  • 妹・たき1872年 - ?、大阪、伏見伊兵衛の妻)[5]
    • 巳喜三1881年 - ?、分家)[5]
    • 忠三郎1875年 - ?、大阪、村井庄七の養子)[5]
  • 妻・ひろ1867年 - ?、大阪、田中杢兵衛の三女)[5]
  • 養子・宇兵衛[5]1883年 - ?、長女テルの夫、京都府人・三上勘兵衛の三男[6]1909年東大法科を卒業[6]1931年に家督を相続し、前名・唯吉を改め襲名[6]、花緒卸商、大阪府多額納税者、趣味は茶道、謡曲[6]、宗教は真宗[6]
  • 女・テル1886年 - ?、養子唯吉の妻)[5]
  • 女・アイ1888年 - ?)[5]
  • 女・せい1893年 - ?)[5]
  • [5]
親戚
  • 清滝幸次郎(池田実業銀行頭取) - 清滝の養母ナカは田中杢兵衛の二女。

脚注

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  1. ^ a b 『大正人名辞典』935頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年6月7日閲覧。
  2. ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』45頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
  3. ^ a b 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
  4. ^ a b c d 『人事興信録 第4版』を100頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k 『人事興信録 第9版』オ163-164頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『人事興信録 第11版 上』オ222頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
  • 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』時事新報社、1916年。
  • 東洋新報社編『大正人名辞典』東洋新報社、1917年。
  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。