天満川 (広島県)
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天満川 | |
---|---|
水系 | 一級水系 太田川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 6.4 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 5.8 km2 |
水源 |
広島市西区横川町一丁目地先 (旧太田川分派点) |
河口・合流先 | 広島湾(広島市西区/広島市中区) |
流域 | 広島県広島市西区/中区 |
天満川(てんまがわ)は、太田川水系の分流で広島県広島市を流れる一級河川。太田川が形成する広島デルタの6河川のうちの1つで西から2番目を流れる。
地理
[編集]広島県広島市西区横川地区と中区寺町の間のJR横川駅南側で旧太田川右岸から分流する。広島市西区と中区の境界を南に流れ、広島市西区観音地区と中区江波地区の間で広島湾(瀬戸内海)に注ぐ。
災害史
[編集]- 1943年(昭和18年)9月19日 - 西日本一帯を襲った集中豪雨により増水。広瀬橋、広瀬北橋(現・中広大橋に相当)、天満橋が流失[1]。
- 1945年(昭和20年) - 広島市への原子爆弾投下、枕崎台風、阿久根台風により橋梁等に被害。下記参照。
橋梁
[編集]上流より記載。
施設名 | 種類 | 路線名 | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||||
横川橋 | 鋼橋 | 広島市道中3区2号線 | 旧雲石街道 | ○ | ○ | |||
横川新橋 | 鋼橋 | 国道183号および 広島電鉄横川線の併用 |
旧「横川鉄橋」 旧国道54号 |
○ | ☓ | ○ | ||
中広大橋 | PC橋 | 広島市道中広宇品線 (城南通り) |
旧「北広瀬橋」 | ○ | ☓ | ○ | ||
広瀬橋 | 鋼橋 | 広島市道天満矢賀線 (相生通り) |
○ | ☓ | ○ | |||
天満橋 | 鋼橋 | 広島県道265号伴広島線 | 旧西国街道 | ○ | ☓ | ○ | ||
広電天満橋 | 鋼橋 | 広島電鉄本線軌道専用 | 歩道併設 | ○ | ☓ | ○ | ||
緑大橋 | 鋼橋 | 広島市道比治山庚午線 (平和大通り) |
○ | |||||
観船橋 | 鋼橋 | 広島市道中3区87号線 | ○ | ☓ | ○ | |||
新観音橋 | 鋼橋 | 国道2号 (新広島バイパス) |
○ | |||||
旧国道2号 2010年現在全撤去 |
◯ | × | ||||||
南観音橋 | 鋼橋 | 広島市道吉島観音線 | ○ | |||||
昭和大橋 新昭和大橋 |
鋼橋 | 広島市道霞庚午線 | ○ | ☓ | ○ | |||
観音大橋[1] | 広島高速3号線 (広島南道路) |
- 備考欄の数字について
- 1:戦前からある橋に○
- 2:1945年8月6日広島市への原子爆弾投下により落橋したものに☓
- 3:1945年9月枕崎台風あるいは同年10月阿久根台風により落橋したものに☓
- 4:戦後に架橋あるいは再架橋したものに○
脚注
[編集]- ^ 九州・四国。中国地方に豪雨禍(昭和18年9月21日 毎日新聞(大阪・夕刊))『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p225 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
関連項目
[編集]- 天満町:当河川のそばに位置する町名。
外部リンク
[編集]- 太田川河川事務所 - 国土交通省