大須賀村 (千葉県)
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おおすかむら 大須賀村 | |
---|---|
廃止日 | 1955年4月15日 |
廃止理由 |
新設合併 大須賀村、昭栄村 → 大栄町 |
現在の自治体 | 成田市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 香取郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 佐原市、香取郡栗源町、多古町、昭栄村、米沢村 |
大須賀村役場 | |
所在地 | 千葉県香取郡大須賀村大字伊能 |
座標 | 北緯35度50分07秒 東経140度25分47秒 / 北緯35.83539度 東経140.42975度座標: 北緯35度50分07秒 東経140度25分47秒 / 北緯35.83539度 東経140.42975度 |
ウィキプロジェクト |
大須賀村(おおすかむら)とは、千葉県香取郡にかつて存在した村である。
成田市立大須賀小学校などにその名をとどめる。
地理
[編集]歴史
[編集]沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、伊能村、堀籠村、所村、村田村、桜田村、馬乗里村、南敷村、横山村、柴田村、奈土村が合併して香取郡大須賀村が発足。
- 1955年(昭和30年)4月15日 - 昭栄村と合併して大栄町となり消滅。
- 2006年(平成18年)3月27日 - 大栄町が下総町とともに成田市に編入される。
変遷表
1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
昭和30年 4月15日 |
平成18年 3月27日 |
現在 | |
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伊能村 | 大須賀村 | 大栄町 | 成田市 に編入 |
成田市 | |
掘籠村 | |||||
所村 | |||||
村田村 | |||||
桜田村 | |||||
馬乗里村 | |||||
南敷村 | |||||
横山村 | |||||
柴田村 | |||||
奈土村 |
経済
[編集]産業
[編集]- 農業
主な産業は農業で、その中心は米作であり、副業として養蚕・養鶏が盛んだった[1]。「大須賀村奈土養蚕組合」は1916年、県から香取郡内の優良団体として表彰された[1]。
『大日本篤農家名鑑』によれば、大須賀村の篤農家は、「金岡仙之助、北崎晃、佐藤健治、坂田恵八郎、佐藤常吉、日坂浅太郎、野平寅之助、佐藤喜和蔵、長瀧薫平、伊藤定吉、戸田近助、高木喜平、伊藤泰、米澤多三郎、宮野春吉、宮野謙治、大野博、鈴木東、小貫等、鈴木貞助、田代彌兵衛、椿正治郎、宇佐美愛治郎、師岡清治」などがいた[2]。
人口・世帯
[編集]人口
[編集]総数 [単位: 人]
1891年(明治24年) | 2,876 |
1903年(明治36年) | 3,323 |
1920年(大正 9年) | 3,928 |
1930年(昭和 5年) | 4,047 |
1940年(昭和15年) | 4,337 |
1955年(昭和30年) | 5,676 |
世帯
[編集]総数 [単位: 世帯]
1955年(昭和30年) | 914 |
交通
[編集]道路
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 大栄町1 大須賀村・昭栄村(本大須賀村)の歩み、ふるさとの歩み第10回。
- ^ 『大日本篤農家名鑑』312頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年10月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』角川書店、1984年。ISBN 4040011201。