大韓民国における核武装論
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大量破壊兵器 | ||||||||||||||||||||||||||||
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生物兵器 化学兵器 核兵器 放射能兵器 |
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関連 | ||||||||||||||||||||||||||||
核兵器の歴史 広島・長崎 核実験 |
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カテゴリ | ||||||||||||||||||||||||||||
大韓民国における核武装論(だいかんみんこくにおけるかくぶそうろん)は、大韓民国の政治において、核兵器を保有するべきだとする主張のことをいう。日本における核武装の主張とは対照的に、大韓民国では、核武装の主張が大きな支持を集めているとされている[1]。
背景
[編集]大韓民国が核武装を主張する背景には、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核戦力に対する恐怖があるとされている[1]。
国、地方を問わず、核武装の推進を掲げる政治家もおり、世論調査における核武装に対する支持率は60~70%となっている[2][3][4][5]。但し、大韓民国は1975年に核拡散防止条約(NPT)を締結しているため[6]、北朝鮮やイランのように同条約から脱退しない限り、核武装は国際法に違反することになる[7]。
反応
[編集]日本
[編集]2016年に日本人を対象に「大韓民国の核武装への賛否」を問うている調査では、賛成が2%、反対が82%であった[4]。
これまでの構想
[編集]冷戦期には、在大韓民国アメリカ合衆国軍の基地に核兵器が配備されていた[5]。
大韓民国は、1970年代、秘密裏に核兵器の開発を試みたが、アメリカ合衆国はこれを把握し、核兵器の開発に対して「核開発を続けるか、それともアメリカの既存の核兵器の全てを用いて韓国を防衛するか」の選択を迫り、圧力をかけた[1]。1975年には核拡散防止条約(NPT)締結国となり、大韓民国は核武装を放棄することを国際社会に誓約した[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c 「【解説】 韓国はなぜ核兵器を欲しているのか 国内で製造への支持広がる」『BBCニュース』。2024年1月22日閲覧。
- ^ 金泰均 (2023年6月5日). “核武装に6割賛成 5割超が日本との軍事同盟に同意=韓国調査”. 聯合ニュース. 2024年1月22日閲覧。
- ^ “韓国、核武装7割世論の底流 消えぬ不信と高まる嫌悪”. 日本経済新聞 (2023年2月10日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ a b “日韓世論比較結果”. 言論NPO. 2024年1月22日閲覧。
- ^ a b “韓国で高まる核武装論、賛成が7割に…米軍は再配備に否定的でも「軍拡競争を招く」と募る懸念:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年1月22日閲覧。
- ^ a b South Korea Walks Back Nuclear Weapons Comments | Arms Control Association
- ^ NPT(核兵器不拡散条約)について国際平和拠点ひろしま〜核兵器のない世界平和に向けて〜