大谷通順
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大谷 通順(おおたに みちより、1956年2月13日 - )は、日本の中国文学者。北海学園大学人文学部日本文化学科名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 | 1956年2月13日(68歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 北海道大学大学院文学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 中国文学 |
研究機関 |
北海道大学 北海学園大学 |
学位 | 文学修士 (北海道大学) |
影響を受けた人物 | 中野美代子 |
学会 |
日本中国学会 International Playing-Card Society |
略歴
[編集]1982年、北海道大学大学院文学研究科中国文学専攻修士課程修了。1985年同中国文学専攻博士課程中退。中野美代子に師事。1年間ホビージャパンの企画部(ゲーム類の輸入・開発・関連出版)に勤務した後、1986年北海道大学文学部助手。1989年北海学園大学教養部講師[1]、1992年同助教授、1997年同教授、1998年人文学部教授、2006年大学院文学研究科教授、2017年北海学園大学図書館長(~2022年)。2024年北海学園大学退任[2]。専門は中国文学、研究テーマは明清小説研究、中国伝統博戯研究。
大学院を中退してゲーム出版社に入ろうとしたほどのゲーム好きであり、中国の伝統的な賭博やゲームを研究対象にする[3]。
専門分野
[編集]清代末年以前の中国の小説について。中国の伝統的なダイスとカードを用いた賭博ゲームの原理。「支那通」と呼ばれた中国事情に通じた人々について。学部では中国文学、中国語基礎を担当。
業績
[編集]- 『ほあんいん!中国語 基礎篇』中野徹, 中根研一と共著 郁文堂 2012年初版/2015年改訂版
- 『故宮博物院所蔵の完全なる馬吊牌(中)』『学園論集』(北海学園大学学術研究会)第161号 2014年9月
- 『北京をつくりなおす : 政治空間としての天安門広場』ウー・ホン著 ; 大谷訳 国書刊行会 2015年
- 『麻雀の誕生』大修館書店 2016年
- 『中国文化 55のキーワード』武田雅哉, 加部勇一郎, 田村容子(担当範囲:46 賭博 運命とのたわむれ) ミネルヴァ書房 2016年4月
ほか多数
脚注
[編集]- ^ http://library.hgu.jp/pdf/tosho_41_2.pdf
- ^ 以上につき『北海学園大学学報 137号』2024.3.15 p3
- ^ “大谷 通順 | 教員紹介(日本文化学科) | 北海学園大学人文学部”. human.hgu.jp. 2020年6月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大谷通順 - researchmap
- 大谷通順 - J-GLOBAL
- 大谷 通順 | 人文学部教員プロフィール | 北海学園大学
- 教員紹介 - 北海学園大学人文学部