大谷祥子
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大谷 祥子 | |
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生誕 | 1972年3月10日(51歳) |
学歴 | 東京藝術大学 |
ジャンル | 邦楽 |
職業 | 一般財団法人本願寺文化興隆財団理事、ジャポニスム振興会副会長、大谷邦楽院主宰 |
公式サイト | https://shoko-otani.jp/profile |
大谷 祥子(おおたに しょうこ)は、箏曲演奏家、本願寺裏方、僧侶、一般財団法人本願寺文化興隆財団理事、ジャポニスム振興会副会長、東京藝術大学卒、第40回(令和3年度)京都府文化賞功労賞受賞者。[1]
略歴
[編集]箏を宮城会大師範である祖母岩井敏子から手ほどきを受け、その後仙場澄子、小橋幹子、砂崎知子に箏、三絃を、吉村七重に20絃を師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業後、京都大学文学部佛教学聴講生を経て、声明・教義を大谷暢順本願寺法主に師事、平成22年に剃髪し本願寺裏方として初の僧侶、霊楽院観祥尼となる。仏教、音楽研究、日本とフランスの音楽による交流事業に携わる。
本願寺裏方、一般財団法人本願寺文化興隆財団理事、吉崎御坊蓮如上人記念館館長。
ジャポニスム振興会副会長として、日本の心と文化を伝える活動を国内外で実施。フランスでは、ユネスコ本部、フランス銀行黄金の間、パリ地方音楽院、ギメ東洋美術館で公演を開催。京都市が主催する京都若手芸術家である池坊由紀、笹岡隆甫や武者小路千家等とともに、京都市「DO YOU KYOTO?」大使としても活動中。第40回(令和3年度)京都府文化賞功労賞を受賞。令和4年に古典の日推進委員会アドバイザーに就任し、古典の日に関する法律制定10周年を記念して『古典の日燦讃』テーマ曲を依頼され作曲。日仏協会会員。全国じょんから三味線競技会石川大会名誉会長、福井県伝統芸能新世代コンクール名誉会長、伝統文化を未来へつなぐ会主宰。
- 1999年 - 第1回大谷祥子リサイタル(鴻巣市民会館大ホール)
- 2000年 - 第2回大谷祥子リサイタル(秩父ミューズホール)
- 2002年 - 平成13年度文化庁インターンシップ研修終了第3回リサイタル
- 2004年
- 2010年
- 若手伝統芸能家ネットワーク京都市「DO YOU KYOTO?」大使として活動
- 蓮如の里文化公演 黒川真理作曲「蓮如」委嘱初演 野村万作主演「金津地蔵狂言」出演
- 2011年
- 箏曲の新しい展開vol.1を主催(関西日仏学館)ゲスト:吉村七重師
- 名取裕子主演「吉崎御坊の誕生日」朗読劇出演(福井県あわら市)
- 関西日仏会館・京都市主催「パリ白夜祭 IN KYOTO」出演
- 2012年
- ボルドー音楽祭出演 ロランドガレイユ(VL)ジャン フェランディス(FL)他
- 2013年
- 第4回大谷祥子リサイタル(京都府民ホールアルティ)
- 2017年 - 野田秀樹演出「東京キャラバン in KYOTO」
- 2019年 - 第5回大谷祥子リサイタル(京都府民ホールアルティ)
TV・CM
[編集]- CM音楽「清酒大関」音楽録音
- 日本テレビ「天才たけしの元気が出るテレビ」出演
- NHK教育テレビ「邦楽芸能花舞台」出演
- Eテレ「にっぽんの芸能」出演
舞台・音楽
[編集]- 2011年
- 名取裕子主演「吉崎御坊の誕生日」朗読劇出演(福井県あわら市)白須今、豊剛秋。
- 2012年
- 2014年
- 2017年
ラジオ
[編集]- TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」出演
- ラジオ日本放送「宇崎竜童のジャポニスムマイスター」出演
- NHKラジオ「邦楽のひととき」出演
受賞歴
[編集]- 1996年 - 宮城会箏曲コンクール児童の部第一位受賞(手事)
- 1998年 - 第五回賢順記念全国箏曲コンクール最優秀第一位受賞
- 2013年 - 文化庁芸術祭新人賞受賞[2]
- 文化庁芸術祭新人賞受賞理由
- 宮城道雄作品と現代作品をバランスよく並べ、優れたテクニックと高い芸術性で観客を魅了した。特に「手事」「水の変態」では表現力の豊かさで本領を発揮。廣瀬量平、岸野末利加の2作品では箏の現代的可能性を多彩に表現した。全演奏を通して、良質な音色と内面の奥深さで大きな成果を上げ、更なる躍進が期待される。[3]
- 文化庁芸術祭新人賞受賞理由
- 2021年 - 第40回京都府文化賞功労賞受賞
ディスコグラフィ
[編集]- CD「My lucent days」リリース
- 「Trip to heaven」リリース(レチスマック)
- 「六道輪廻」サントラCDリリース
- 西村朗作品集CD録音に参加
- 吉村七重監修「邦楽展」CDレコーディング参加
脚注
[編集]- ^ “京都府文化賞功労賞過去受章者”. 京都府. 2023年8月30日閲覧。
- ^ “平成25年度(第68回)文化賞芸術祭賞受賞一覧(参加公演)” (pdf). 文化庁. p. 15 (2013年). 2021年8月22日閲覧。
- ^ 胡椒 (2013年12月28日). “文化庁芸術祭新人賞受賞 | Tu as toute la vie devant toi!”. Tu as toute la vie devant toi! 箏曲家大谷祥子 音楽を通した出会い. 2021年8月22日閲覧。