大菩薩峠 (1960年の映画)
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大菩薩峠 | |
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監督 | 三隅研次 |
脚本 | 衣笠貞之助 |
原作 | 中里介山 |
製作 | 永田雅一 |
出演者 |
市川雷蔵 本郷功次郎 中村玉緒 山本富士子 |
音楽 | 鈴木静一 |
撮影 | 今井ひろし |
編集 | 菅沼完二 |
配給 | 大映 |
公開 | 1960年10月18日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | 大菩薩峠 竜神の巻 |
『大菩薩峠』(だいぼさつとうげ)は、1960年に公開された三隅研次監督の日本映画[1]、中里介山の同名小説『大菩薩峠』を大映が映画化[2]。大ヒットを記録した[3]、三部作の一作目。 当初、お豊/お浜の二役には中村玉緒ではなく、山本富士子が予定されていた[4]。
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
大菩薩峠にて、浪人・机竜之介は巡礼の老人を意味もなく切り捨て、その場から立ち去った。途方に暮れる老巡礼の孫娘お松を、通りすがりの盗賊裏宿の七兵衛は保護するのだった。
自身が師範を務める道場へ帰った竜之介のもとに、宇津木文之丞の妹を騙る彼の妻・お浜がいた。御岳神社の奉納試合で文之丞に負けてくれるよう頼み込むお浜。しかし竜之介はこれを拒否する。帰路についたお浜を水車番の与八に誘拐させ、竜之介は彼女を手籠めにする。奉納試合、怒りに震える文之丞であったが竜之介の音無しの構えを前に敢え無く事切れる。竜之介はお浜と共に江戸へ去っていった。この惨状を知った文之丞の弟・宇津木兵馬もまた、剣豪・島田虎之助に入門するため江戸へ向かう。
スタッフ
[編集]キャスト
[編集]- 机竜之助 - 市川雷蔵
- 宇津木兵馬 - 本郷功次郎
- お豊/お浜(二役) - 中村玉緒
- お松 - 山本富士子
- 近藤勇 - 菅原謙二
- 芹沢鴨 - 根上淳
- 土方歳三 - 千葉敏郎
- 神屋主膳 - 島田竜三
- 宇津木文之丞 - 丹羽又三郎
- 机弾正 - 笠智衆
- お絹 - 阿井美千子
- 御雪太夫 - 藤原礼子
- 真三郎 - 舟木洋一
- 与八 - 真塩洋一
- 小野川 - 山路義人
- 裏宿の七兵衛 - 見明凡太朗
- 島田虎之助 - 島田正吾
- 中村一心斎 - 荒木忍
- 逸見利泰 - 花布辰男
- 片柳伴次郎 - 南部彰三
- 藤作 - 葛木香一
- 平間重助 - 伊達三郎
- 安藤 - 市川謹也
- 黒坂 - 光岡龍三郎
- 赤目 - 水原浩一
- 一膳飯屋の亭主 - 石原須磨男
- 茶屋の老爺 - 浅尾奥山
- 雲助の六造 - 藤川準
- 雲助の三造 - 清水明
- 太田 - 岩田正
- 逸見の門弟 - 大林一夫
- 旅の武芸者 - 安田洋郎
- 芳村 - 浜田雄史
- 岡田弥市 - 木村玄
- 加藤主税 - 森田健二
脚注
[編集]- ^ “世界大百科事典内の三隅研次の言及”. KOTOBANK. 2022年8月26日閲覧。
- ^ “大菩薩峠”. 日本映画情報システム 文化庁. 2022年8月26日閲覧。
- ^ “映画を愛し、映画に愛された伝説の俳優・市川雷蔵の代表作を一挙上映”. 映画の時間. 2022年8月26日閲覧。
- ^ 三隅研次 白刃の美学 大映株式会社 開発事業部 1991年5月9日 ページ数の無いパンフレット。ページ数無し 大菩薩峠掲載ページを参照
- ^ “日本映画の玉(ギョク)』 井上昭が語る三隅研次 『町奉行日記 鉄火牡丹』のこと”. 映画の國. 2022年8月28日閲覧。
外部リンク
[編集]関連項目
[編集]- 大菩薩峠 完結篇 (第三作)