大河正明
おおかわ まさあき 大河 正明 | |
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生誕 |
1958年5月31日(66歳) 日本 京都府京都市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 京都大学法学部[1] |
職業 | 学校法人幹部 |
活動期間 | 2020年7月- |
雇用者 | 学校法人大阪成蹊学園 |
団体 |
びわこ成蹊スポーツ大学 大阪成蹊大学スポーツイノベーション研究所 |
肩書き |
日本バスケットボール協会専務理事・事務総長 ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ理事長 |
任期 | 2015年9月 - 2020年6月 |
前任者 | 川淵三郎 |
後任者 | 島田慎二 |
大河 正明(おおかわ まさあき、1958年5月31日 - )は、一般社団法人SVリーグ代表理事(チェアマン)、びわこ成蹊スポーツ大学特別招聘教授・運営アドバイザー。
これまで、公益財団法人日本バスケットボール協会 (JBA) 専務理事・事務総長、一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (JPBL / B.LEAGUE) 理事長(チェアマン)、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)常務理事)、元公益財団法人日本サッカー協会 (JFA) 理事、びわこ成蹊スポーツ大学学長を務めた。
略歴
[編集]京都府京都市出身[2]。洛星中学校・高等学校から京都大学法学部[1]へ進み1981年卒業、三菱銀行(後の三菱東京UFJ銀行)に入行。1995年から2年間Jリーグに出向し[3]、一旦は銀行に戻って支店長も務めるなどしたが、2010年に銀行を退社してJリーグに入り、総務部門を担当。管理統括本部長を経て、2012年5月からJリーグ理事[4]、2014年1月からJリーグ常務理事を務める[5]。この間、リーグの将来構想についても担当し、Jリーグクラブライセンス制度の導入やJ3リーグ創設に尽力した[6][7]。
2015年4月14日、国際バスケットボール連盟 (FIBA) 主導で JBA のガバナンス強化と組織改革を推進している「JAPAN 2024 TASKFORCE」が、日本のバスケットボールの新たなトップカテゴリとなる JPBL の実務責任者となる、JBA事務総長(新設)の候補として大河を推薦することを発表[7][8]、同年5月13日の臨時理事会で専務理事・事務総長に就任した[9]。タスクフォースのチェアマンを務め、大河のJBA専務理事/事務総長就任と同時にJBA会長に就任した川淵三郎(JFA最高顧問、初代Jリーグチェアマン)からクラブ経営やリーグの規約・規定に関して相談を受けた際、作業がリーグ開幕までに追いつかない懸念を川淵に伝えたところ[10]、川淵が大河のJリーグでの手腕を買って3月30日に電話で直接就任を要請、大河は川淵が村井満Jリーグチェアマンの了解を取り付けることを条件にその場で受諾したという[10][11]。
ちなみに大河自身も中学・高校時代はバスケットボール部所属で、洛星中時代には全国中学校バスケットボール大会で4強の経験もあった[8]。2015年9月15日のJPBL臨時社員総会および臨時理事会において理事長(B.LEAGUE チェアマン)に選任された[12]。
なお、JBA事務総長就任前にJリーグ常務理事の任は解かれており、Jリーグでは引き続き非常勤の理事に就いていたが、2016年3月9日に開催された(公社)日本プロサッカーリーグ2016年度第1回社員総会をもってJリーグ理事を退任[13]、Jリーグ推薦枠として就いていたJFA理事の職も退いた。
2019年9月26日の定時会員総会及び臨時理事会でチェアマン(代表理事CEO)として3期目の任期に入ることが決議された[14]が、Bリーグの中期計画における第2フェーズに差し掛かるタイミングとなる2020年6月30日をもって任期途中でチェアマンを退任し、ワーキンググループでの選考を経た後任のチェアマン候補として、Bリーグ副チェアマンで千葉ジェッツふなばし代表の島田慎二を選任したことを公表した[15]。「自分で意識しなくても長くやればやるほど(自分の周囲が)忖度や私に対して物がいえなくなっていくことが世の常」「どんな優秀な経営者でも、まるでオーナー経営者のようになるのは組織がいい方向にいかない。特にスポーツ界はそうなることが少なからずある」と考えたのが退任の最大の理由であるという。
退任後の2020年7月1日からびわこ成蹊スポーツ大学の副学長に就任すると共に、同じ学校法人大阪成蹊学園が運営する大阪成蹊大学に新設されたスポーツイノベーション研究所の所長に就任した[16]。
2021年10月19日、びわこ成蹊スポーツ大学学長に就任。
2022年9月30日、(一社)日本バレーボールリーグ機構(後のジャパンバレーボールリーグ)の副会長(現・バイスチェアマン)に就任[17]。
2024年3月、(一社)ジャパンバレーボールリーグの次期代表理事(チェアマン)候補に内定した[18]。
2024年6月30日、びわこ成蹊スポーツ大学学長を退任。後任は間野義之。7月1日付けで特別招聘教授・運営アドバイザーに就任した[19][20]。
2024年7月、(一社)SVリーグチェアマン就任[21]。
出典
[編集]- ^ a b 20期生 大河 正明(おおかわ まさあき)氏 | ヴィアトール学園洛星同窓会
- ^ 『旬の人 時の人』大河正明氏 日本経済新聞朝刊 2015年8月24日付
- ^ 大島和人 (2015年4月24日). “JPBLの理想と現実と未来 川淵チェアマン独占インタビュー<前編>”. スポーツナビ. 2015年4月29日閲覧。
- ^ 『理事退任・追加選任のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2012年5月8日 。2014年4月29日閲覧。
- ^ 『第五代Jリーグチェアマンに村井満が就任 新理事・監事・特任理事一覧』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2014年1月31日 。2014年4月29日閲覧。
- ^ 宇都宮徹壱 (2013年7月13日). “【J3構想の実態を探る】Jリーグ理事 大河正明氏に聞く、『J3』のアウトライン(前編)”. フットボールチャンネル. カンゼン. 2014年4月29日閲覧。
- ^ a b “川淵氏、バスケ会長就任へ 新設の事務総長に大河氏”. 日本経済新聞. (2015年4月14日) 2014年4月29日閲覧。
- ^ a b “バスケ事務総長大河氏がJ流改革 川淵氏は会長に”. 日刊スポーツ. (2015年4月14日) 2015年4月29日閲覧。
- ^ 『公益財団法人日本バスケットボール協会 新会長に川淵三郎、専務理事/事務総長に大河正明が就任』(プレスリリース)日本バスケットボール協会、2015年5月13日 。2015年7月30日閲覧。
- ^ a b “JリーグからB.LEAGUEへ 大河正明チェアマンに聞く”. 時事ドットコムニュース特集. 時事通信社 (2015年10月). 2016年6月11日閲覧。
- ^ “川淵氏の“直電”でバスケ幹部就任決意”. デイリースポーツ. (2015年4月14日) 2015年4月29日閲覧。
- ^ 『新体制発足のお知らせ 〜新チェアマンには大河正明が就任〜』(プレスリリース)一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、2015年9月15日。オリジナルの2015年9月18日時点におけるアーカイブ 。2015年9月15日閲覧。
- ^ 『理事・監事内定の件』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2016年2月23日 。2016年2月24日閲覧。
- ^ 『BLEAGUE理事・監事・特任理事選任のお知らせ』(プレスリリース)公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、2019年9月26日 。2020年6月10日閲覧。
- ^ 『B.LEAGUEチェアマン(代表理事CEO)の異動に関する記者会見発言録』(プレスリリース)公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、2020年5月26日 。2020年6月10日閲覧。
- ^ “Bリーグ躍進の立役者・大河氏 次の使命は人材育成”. 日本経済新聞. (2020年6月23日) 2020年7月12日閲覧。
- ^ “Vリーグ機構 第18期役員体制を発表。代表理事会長は國分裕之氏が続投。理事の大林素子氏、山本隆弘氏らが重任”. バレーボールマガジン. (2022年10月1日) 2022年10月12日閲覧。
- ^ “JVL 大河正明バイスチェアマンが次期チェアマン候補に内定。今年9月に正式決定”. バレーボールマガジン. 2024年6月21日閲覧。
- ^ “びわこ成蹊スポーツ大学第6代学長に間野義之氏 ~大河正明学長から引き継ぎ2024年7月1日より就任~ | BIWAKO SEIKEI TOPICS”. びわこ成蹊スポーツ大学. 2024年9月13日閲覧。
- ^ “大河正明特別招聘教授/運営アドバイザー就任のお知らせ | BIWAKO SEIKEI TOPICS”. びわこ成蹊スポーツ大学. 2024年9月13日閲覧。
- ^ “バレーボールSVリーグ、銀行出身の大河正明氏をチェアマンに JリーグやBリーグで手腕”. 産経新聞. (2024年7月1日) 2024年7月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- びわこ 大河正明 (@mybright0922) - X(旧Twitter)
- Jリーグ公式サイト
- Bリーグ公式サイト