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大沢文也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大沢 文也
基本情報
本名 大沢 文也(おおさわ ふみや)
通称
  • 殴り者
  • 褐色のバッドボーイ
  • バッドガイ
階級 ライト級
身長 173cm
体重 62.0kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1991-09-11) 1991年9月11日(33歳)
出身地 日本の旗 日本 フィリピンの旗 フィリピン東京都足立区
スタイル 空手/ボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 55
勝ち 29
KO勝ち 3
敗け 22
引き分け 3
無効試合 1
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YouTube
チャンネル
活動期間 2021年11月9日 -
ジャンル エンターテイメント
登録者数 5650人
総再生回数 118万6986回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年9月7日時点。
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大沢 文也(おおさわ ふみや、1991年9月11日 - )は、日本男性 キックボクサー東京都足立区出身。元Krushライト級王者。K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝。

来歴

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小学3年からボクシングを始める。中学2年になるとボクシングと同時進行で空手も習い始める。 高1年からキックボクシングをし、2009年にKrushに初参戦。

座右の銘

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一生青春! 大沢文也オフィシャルブログ「一生青 春」Powered by Ameba というものもやっている。

Krush参戦

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2012年Krush.23にて"狂拳"竹内裕ニと対戦、強烈な1R左フックで先制ダウンを取る。1R終わり間際にまた左フックで相手をロープの外に出すがダウン判定にはならず、2Rになると竹内の左フックが入り、ダウンし、大沢が仕返して、の接戦になった。3R竹内がダウンを奪いレフェリーが試合をストップ! 竹内が壮絶な殴り合いを制した。しかし物凄い接戦でKrush.23で一番盛り上がった試合だった。

~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~

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世界最強を決めるK-1ライト級世界最強決定トーナメントでは1日3試合もする過酷なトーナメントである。ライト級に階級を上げてからはゴンナパーに敗れたのみの大沢、一回戦の相手は英雄伝説の王者リュウ・ウェイ大沢は身長・リーチ差を潰すように前へ出て2-0の判定勝ち、準決勝へ進む。

準決勝の相手は過去にも勝った記録がある恭士郎右アッパーを連打しストレートと右フックを打ちKO勝ちし決勝へ進んだ。 決勝の相手はK-1GYM相模大野クレスト所属の林健太。一回戦1RにゴンナパーをKOした篠原が上がってくると思われたが準決勝、林の右ストレートで1Rに篠原にを倒しKOし、決勝へやってきた。 1R左フックで先制ダウンを奪い、相手に何もさせずに終えた2Rに、林は圧力を発して前に出るとコーナーに詰めての右ストレート、ボディフックと大沢を攻める。大沢はガードを固め、ロープを背にしてフットワークで逃れるが、そこから左フックを返し、林をフラつかせる。しかし2度のダウンを奪われる。3RにカウンターをくらいKOされる。 林は『フックをまともにもらいすぎて、何があったかわからなくて凄くテンパりました』と発言していて物凄く評価される試合内容だった。初めての大阪大会にすごいインパクトを残し、K-1ライト級世界最強決定トーナメントで準優勝した。

第7代Krushライト級王者

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一度負けてる瓦田と対戦が決まり、大沢にとっては今回がKrush王座3度目の挑戦であり、「これが最後のチャンス」と意気込む。 1Rと2Rは両者互角でローキックや、アッパーでペースを握ろうとする。 しかし3Rの終盤にに動く、 大沢が左ハイキックを放つと、これで瓦田がダウン 瓦田は立ち上がって挽回に向かうも力が入っておらず、終了のゴング。 プロ50戦目で遂にベルトを手にした。

「第7代Krushライト級王者・大沢文也です。夢のようで、ジムのみんな、サポートしてくれたトレーナー、本当にありがとうございます。スポンサーの方、先輩・後輩、仲間のみんな、おめでとうございます。Krush王座に初めて挑戦したのが10年前で、そこでベルトを取れず、K-1(ライト級世界最強決定トーナメント)の決勝でも負けて、またKrushのタイトルマッチでも負けて。ずっと1番取れなかったんですけど、ようやくチャンピオンになれました。でも泣かないです、僕は簡単には泣かないです(笑)。お礼を言いたい人はいっぱいいるんですけど、同じジムの寺島輝、龍華、本当にありがとう。龍華、今年か来年、このベルトを懸けてタイトルマッチやろう。で、ジムで一番強い、寺島輝がスーパー・ライト級で上に行くので、寺島と龍華をみなさん覚えて帰ってください。それとタイトルマッチ予想でオレが負けるとか言ってた選手、みんなクソくらえ、俺がチャンピオンだ!」 みんなから祝福の声がある中、K-1、3階級制覇の武尊も大沢が王者になったことを嬉しいとゴング格闘技の記事で語っていた。

王座陥落

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2023年1月21日、Krush.145のメインイベントでKrushライト級タイトルマッチとして挑戦者・里見柚己と対戦し、判定3-0(30-28×2、29-28)で判定勝ちを収め初防衛に成功したが、後日映像検証で大沢が1R2:54において里見の蹴り足を掴んでバランスを崩した後の攻撃でダウンを取った反則行為が確認されたため無効試合となり、防衛記録は取り消された。

2023年6月16日、Krush.150のメインイベントでKrushライト級タイトルマッチとして挑戦者・里見柚己と再戦し、判定0-2で判定負けを喫し、王座から陥落した。

戦績

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キックボクシング 戦績
55 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
29 3 24 2 3 1
22 5 17 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
友尊 3R終了判定3-0 K-1WORLDMAX2024 2024年3月20日
大谷翔司 試合前 Krush.156 2023年12月17日
東山央貴 3R終了 判定3-0 AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~ 2023年7月17日
× 里見柚己 3R終了 判定0-2 Krush150【Krushライト級タイトルマッチ】 2023年6月16日
- 里見柚己 1R 2:54 反則行為のため無効 Krush145【Krushライト級タイトルマッチ】 2022年1月21日
デンサヤーム・アユタヤファイトジム 3R終了判定 3-0 ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN 2022年8月11日
瓦田脩二 3R終了 判定3-0 Krush.136【Krushライト級タイトルマッチ】 2022年4月30日
弘輝 3R終了 延長判定3-0 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~ 2021年12月4日
× 卜部功也 3R終了 判定0-3 ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~ 2021年7月17日
川崎真一朗 3R終了 延長判定3-0 Krush.123 2021年3月27日
× 瓦田脩二 3R終了 判定1-2 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~ 2020年12月13日
× 蓮見光 2R 2:16 KO(右アッパー) Krush.114 2020年7月11日
ワン・ジーウェイ 反則 Krush.105 2019年9月16日
里見柚己 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~ 2019年6月30日
× 篠原悠人 3R終了 延長判定0-3 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~ 2019年3月10日
× 林健太 3R 1:52 KO(ストレート) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~決勝 2018年12月8日
恭士郎 2R 2:00 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~準決勝 2018年12月8日
リュウ・ウェイ 判定2-0 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~一回戦 2018年12月8日
× ゴンナパー・ウィラサクレック 3R終了 判定0-3 Krush.93 2018年9月30日
“バズーカ”巧樹 3R終了 判定3-0 Krush.88 2018年5月17日
恭士郎 3R終了 延長判定3-0 Krush.86 2018年3月10日
青津潤平 3R終了 判定3-0 Krush.83 2017年12月9日
× 郷州征宜 判定0-3 Krush.78【60kg次期挑戦者決定トーナメント・決勝戦】 2017年8月6日
横山巧 判定3-0 Krush.76【次期挑戦者決定トーナメント・準決勝】 2017年5月28日
稲石竜弥 判定3-0 Krush.74【次期挑戦者決定トーナメント・一回戦】 2017年3月3日
× 朝久泰央 判定0-2 Krush.70 2016年10月15日
原田ヨシキ 延長判定3-0 Krush.70 2016年7月18日
島野浩太朗 判定3-0 K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~THE CHAMPIONSHIP~ 2015年11月21日
遠藤信玄 判定1-0 K-1 WORLD GP 2015 ~-70kg初代王座決定トーナメント 2015年7月4日
× 剣闘士“俊” 3R終了 判定0-3 Krush.54 2015年5月4日
明戸仁志 3R終了 判定2-0 Krush.52 2015年3月14日
渡辺武 3R終了 判定3-0 Krush.46 2014年10月5日
レオナ・ペタス 3R終了判定0-1 Krush.44 2014年8月9日
× 闘士 3R終了 判定0-3 Krush.41 2014年5月11日
× 北井智大 3R終了3-0 Krush.39 2014年3月8日
島野浩太朗 3R終了 判定2-0 Krush.36 2014年1月4日
中村圭佑 3R終了 判定3-0 Krush.33 2013年9月21日
× 卜部功也 3R終了 判定0-3 Krush.29【ISKA世界ライト級王者決定トーナメント準決勝】 2013年6月16日
卜部功也 反則 Krush.27 2013年3月20日
× "狂拳"竹内裕二 3R 1:35 KO(左フック) Krush.23 2012年10月8日
× 卜部弘嵩 1R 2:48 KO(バックスピンキック) Krush.20 2012年7月21日
後藤勝也 判定2-1 Krush.19【Krush -60kg級挑戦者決定戦】 2012年6月8日
悠矢 判定3-0 Krush-EX 2012 vol.2【Krush -60kg級挑戦者トーナメント・準決勝】 2012年4月22日
森重真 1R 2:06 KO(右クロス) Krush-EX 2012 vol.2【Krush -60kg級挑戦者トーナメント・ 一回戦】 2012年4月22日
× 鈴木雄三 判定0-3 Krush.16 2012年2月17日
後藤 勝也 判定0-1 Krush.14 2011年12月9日
× 小川翔 延長判定0-3 Krush YOUTH GP 2011 開幕戦I【Krush YOUTH GP 2011トーナメント・Aブロック一回戦】 2011年10月10日
生井宏樹 3R 1:21 KO Krush -70kg初代王座決定トーナメント ~開幕戦~ 2011年10月15日
× 中村 圭佑 判定3-0 Krush-EX 2011 vol.1 2011年2月13日
× 遠藤信玄 3R終了 判定0-3 J-NETWORK FORCE for the TRUTH of J 4th 2010年8月22日
× 加賀隆史 1R 負傷判定0-3 REBELS-EX 2010年7月19日
森重真 3R終了 判定3-0 J-NETWORK FORCE for the TRUTH of J 2nd 2010年5月3日
× 卜部功也 3R 1:24 KO(飛び膝蹴り) Krush-EX 2009年12月4日
石井真一 3R終了 判定3-0 RISE 59
【RISING ROOKIES CUP 60kg級 決勝戦】
2009年10月4日
中務幸信 3R終了 判定3-0 RISE56 ~RISING ROOKIES CUP~
【RISING ROOKIES CUP 60kg級 一回戦】
2009年6月28日
× 木村健太郎 3R終了 判定0-2 J-FIGHT in SHINJUKU vol.8 2009年4月5日
渡部賢 3R終了 判定3-0 J-FIGHT in SHINJUKU vol.7 2009年1月18日

エキシビション

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
- 高山涼深 2分2R THE REBORN 2nd 2022年10月15日

獲得タイトル

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  • RISE RISING ROOKIES CUP 60kg級 優勝
  • Krush -60kg級挑戦者決定戦 優勝
  • K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント 準優勝
  • 第7代Krushライト級王者

入場曲

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  • BANTY FOOT 「交差点 feat. EXPRESS」
  • DOBERMAN INFINITY「We are the one」

出演

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ウェブテレビ

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  • 隣の恋は青く見える3(2022年8月14日- 、AbemaTV

関連項目

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外部リンク

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前王者
瓦田脩二
第7代Krushライト級王者

2022年4月30日 - 2023年6月16日

次王者
里見柚己