大地の歌 (メリー・ホプキンのアルバム)
表示
『大地の歌』 | ||||
---|---|---|---|---|
メリー・ホプキン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | フォーク | |||
時間 | ||||
レーベル | アップル・レコード | |||
プロデュース | トニー・ヴィスコンティ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
メリー・ホプキン アルバム 年表 | ||||
|
『大地の歌』(だいちのうた、原題:Earth Song / Ocean Song)は、メリー・ホプキンが1971年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]T・レックスやデヴィッド・ボウイとの仕事で知られるトニー・ヴィスコンティがプロデュースを担当した。ヴィスコンティは、2008年4月のインタビューにおいて、本作のことを「自分がプロデュースしたアルバムの中でも、一番好きな作品の一つ」と振り返っている[1]。レコーディングには、ペンタングルのダニー・トンプソンや、ストローブスの中心人物であるデイヴ・カズンズ等が参加した。
本作発表と同年の1971年、ホプキンとヴィスコンティは結婚したが、1981年には離婚している[2]。
2010年発売のリマスターCDは、2009年に発売されたビートルズのリマスターCDと同じチームによってリマスタリングが行われた[3]。更に、ボーナス・トラック3曲が追加収録されており、その中の1曲「私を哀しみと呼んで」は、1971年にシングルA面曲として発表されて、全英シングルチャートで46位に達した曲である[4]。
収録曲
[編集]- インターナショナル - International (Gallagher & Lyle) - 3:37
- 明日を生きよう - There's Got to Be More (Harvey Andrews) - 3:56
- 涙の白樺林 - Silver Birch (Ralph McTell) - 2:49
- 何故、太陽は輝かない - How Come the Sun (David Horowitz, Tom Paxton) - 5:44
- 大地の歌 - Earth Song (Liz Thorsen) - 3:54
- マーサ - Martha (H. Andrews) - 4:53
- ロンドン通り - Streets of London (R. McTell) - 4:30
- 風 - The Wind (Cat Stevens) - 2:06
- 水と紙と粘土 - Water, Paper & Clay (Reina & Mike Sutcliffe) - 4:11
- 海の果てまで - Ocean Song (L. Thorsen) - 4:15
2010年再発盤ボーナス・トラック
[編集]- キュー・ガーデン - Kew Garden (R. McTell) - 2:24
- ホエン・アイ・アム・オールド・ワン・デイ- When I Am Old One Day (H. Andrews) - 2:26
- 私を哀しみと呼んで - Let My Name Be Sorrow (Bernard Estardy, Martine Habib) - 3:31
参加ミュージシャン
[編集]- メリー・ホプキン - ボーカル、ギター、ハーモニウム
- ラルフ・マクテル - ギター、12弦ギター
- デイヴ・カズンズ - ギター、バンジョー
- ダニー・トンプソン - ダブル・ベース
- テリー・ワイル - チェロ
- クライヴ・アントゥリー - チェロ
- トニー・ヴィスコンティ - ストリングス・アレンジ、バッキング・ボーカル
- ケヴィン・ピーク - クラシック・ギター(on 1.)
- ブライアン・ダリー - クラシック・ギター(on 1.)
脚注
[編集]- ^ Tony Vicsonti Interview(retrosellers.com) - 2011年4月3日閲覧
- ^ Tony Visconti(nndb.com)
- ^ Apple Records To Reissue 15 Titles | News @ Ultimate-Guitar.Com - 2012年7月7日閲覧
- ^ ChartArchive - Mary Hopkin