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大和重工

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大和重工株式会社
Daiwa Heavy Industry Co.,Ltd.
本社
本社
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 5610
1961年11月10日上場
広証 5610
1961年11月 - 2000年3月
本社所在地 日本の旗 日本
731-0221
広島県広島市安佐北区可部一丁目21番23号
設立 1920年3月7日[1]
業種 鉄鋼
法人番号 9240001005817 ウィキデータを編集
事業内容 各種鋳物の製造、諸機械の製作修理加工 他
代表者 代表取締役社長 田中宏典
資本金 6億5,100万円[2]
売上高 71億600万円[3]
従業員数 200人[3]
決算期 12月31日
関係する人物 田中保昭(元社長)
外部リンク https://www.daiwajuko.co.jp/
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大和重工株式会社(だいわじゅうこう)は、広島県広島市安佐北区可部に本社をおく鋳造メーカー。

概要

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1831年天保2年)創業[4]。創業地の可部は鋳物産業(可部鋳物)が盛んで、戦前には日本国内の8割の五右衛門風呂を製造していた[4]

大和重工は、明治初期より五右衛門風呂の製造を開始、現在でも吉田工場で製造している[4]。日本国内では唯一、五右衛門風呂の製造を継続しており[5][6][7]、最盛期で月間1万本製造し、2012年時点でも月間50本製造している[8]

五右衛門風呂の技術を活かし、日本国内での鋳物ホーローバスのシェアはトップになっている[9]

事業内容

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事業所

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  • 本社・工場(広島県広島市安佐北区)
  • 吉田工場(広島県安芸高田市吉田町)
  • 東京営業所
  • 大阪営業所
  • 広島営業所(広島県広島市西区)
  • 福岡営業所

沿革

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  • 1831年(天保2年) - 瀬良嘉助が創業[1]
  • 1920年(大正9年)3月7日 - 瀬良嘉一が、事業拡張のため、従来の個人経営を改め広島市広瀬町に瀬良商工株式会社を創立[1]。その時を企業の設立としている[3]
  • 1926年(大正15年)6月 - 本社を広島市広瀬町より現住所に移転[1]
  • 1926年(大正15年)11月 - 住野鋳造所を吸収合併[1]
  • 1939年(昭和14年)11月 - 大和(やまと)重工株式会社へ改称[1]
  • 1944年(昭和19年)7月 - 株式会社観音鋳造所を吸収合併、大和(やまと)重工業株式会社と改称[1]
  • 1945年(昭和20年)9月 - 大和産業株式会社と改称[1]
  • 1950年(昭和25年)8月 - 大和(だいわ)商事株式会社を吸収。大和(ダイワ)重工株式会社と改称(現社名)[1]
  • 1961年(昭和36年)11月 - 株式を東京証券取引所市場第2部及び広島証券取引所に上場。

脚注

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外部リンク

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