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大世通宝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大世通寳

大世通宝(たいせつうほう、大世通寳)は、琉球王国において発行された銭貨の一つ。尚泰久王の時代に永楽通宝の『永楽』を『大世』と鑲置(じょうち、文字のところに別の文字を嵌め込むこと)して発行された。そのため大世と通寳とでは字の形がまるで違う。

形は円で直径はおおよそ23mm、中央には正方形の穴が開いている。重量は約4g。上下に大世、左右に通寳と書かれている。大世とは尚泰久を大世主(おおよのぬし)と呼んだことからきている。

関連項目

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